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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 困ったぞ!
三味線を作る材料は紅木(こうき)、黒檀(こくたん)、紫檀(したん)、花梨(かりん)、と主に四種類に別けられるが中でも最も三味線に適していて高級なのが紅木である。
材料にはまず堅さが求められるが、金属の様に堅すぎてもいけない。


20年ほど前、紅木が段々と品薄になって来たので一時、南米の蛇の柄に似た『スネークウッド』日本名(紋紅木)が持て囃されたがこの木は紅木より堅かった。
私も流行りに乗り使ってみたが、結局は音が硬すぎてしっくりこなく一時のブームに終わり今ではほとんど使う人がいなくなった。



全て使ってみてやっぱり紅木に優る物は無いと断言出来る。
紅木は世界中を探してもインドのマドラス地方にしかなく、天然木で植林した木は柔らかくて使えないので当然ながら切ってしまえば段々とその数が減って行く。
中でも高級品と言われる材料はその木目が美しく誰もが憧れるが数が少なく値段も高い。


昔は目にも鮮やかな品が沢山あったが最近は探すのにかなり苦労するし、たとえ有っても値段がめちゃめちゃ高い。
その大きな原因は確かに天然木の為数が減ってる事もあるが、大国中国の台頭。
近年、豊かになった中国の富裕層が高級家具の材料として目を付け、金に糸目を付けず買い占めてしまうのだ。


しかも三味線の材料として良い部分しか買わない日本人とは違い、木っ端も含めて纏めてロットで買ってくれる中国人の方が売り手にすれば良いお客さん。従って日本のメーカーには中々入りづらくなって来たのだ。


真に困った話だが、これも仕方ない事。
高級な三味線をお持ちの方はせいぜい大切にされる様お願いします。
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