藤秋会本部TOP  藤秋会日本一賞歴  藤秋会海外公演  藤秋会家元とは?  プロ集団IWAKI  藤秋会公演実績  全国藤秋会MAP
★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 検証、秋田三味線とは?その2
青森県は廃藩置県によりそれまで南部藩だった所が組み入れられたので、現青森県の民謡を全て津軽民謡とは言わないし津軽三味線とも言わない。




津軽三味線の発祥地は北津軽郡、金木町で仁太坊(秋元仁太郎)が始祖と言われているが、津軽五大民謡に付いた三味線を通称、津軽三味線と呼ぶのが妥当だと考える。
五大民謡は字の如く五つだが、それぞれの中には更に旧節、中節(なかふし)などに分かれているので曲数からすると10を超える数になる。



太棹三味線に厚目の犬の皮を破れるぎりぎりまで張り、撥で皮を叩きつけるのが特徴で、しかも撥を前後に弾きわけて抑揚を出す。
北国の厳しい自然、風雪に立ち向かいながら強く生きぬく人間模様を表したような三味線だ。
歴史的背景、その独創性から和製ジャズとも言われている。



さあ、それでは秋田三味線とはどんなものだろうか?
我が秋田県には非常に良い民謡が多く曲調が明るく親しみやすい。したがって各種全国大会で唄われる曲の中でも圧倒的に秋田民謡が多い。
しかし秋田民謡に付く三味線を全て秋田三味線と呼べるのだろうか?
意見の分かれるところだが、全て秋田三味線と呼ぶには少々無理があるようだ。




これはあくまでも私論だが私が秋田三味線と言えるのは三曲。
その曲とは?
①秋田荷方節(あきたにかたぶし)②仙北荷方節(せんぼくにかたぶし)③本荘追分(ほんじょうおいわけ)の三曲。
この三曲はいずれも秋田が生んだ名人位、故浅野梅若(あさのうめわか)先生が纏め上げたもの。
津軽三味線の様な派手さ豪快さはないが、その曲調は実に繊細華麗で美しく高い技術を要する曲だ。



津軽三味線を強く、たくましく、頼れる父親とすれば、秋田三味線は、優しく愛情満ちた母親の姿に似ているだろう。





つづく
関連記事

コメント
コメントを投稿
URL
コメント
パス設定
秘密 管理者にだけ表示を許可