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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 秋田荷方節を考える、その2
現在弾かれている秋田荷方節の三味線は、大会を見ても大まかに3通りに分けられる。

その1は、正統派梅若流。
その2は、現秋田県民謡協会理事長の、佐々木實師匠の睦実流奏法。
その3はそれ以外

昨年優勝した、二代目小田島徳旺氏とその門下、小田島会の弾き方は、亡き初代が、佐々木實師匠の弟子だった事を見ると、ほぼ一緒である。

その3は1、2を合わせた物、或は解釈の違う物なので、ここではその1と、その2を比較してみたい。

両者の大きく違うところは二つある。
専門的に成るが、1つ目は曲頭の部分から3の糸の10のツボに行く前までの3と4の細かに弾く部分で、睦実流の方が梅若流よりも『すくい撥』が少なく、すくう代わりに『はじき』を使っている。

よって、睦実流の方がややソフトに聴こえる。
3の糸10からは、ほぼ同じで、上がって行った、3と4のかましの所が先程と一緒で違う。

2つ目は、唄の伴奏部分。
歌詞の、(にいがあ~あ~たあー)の、た、の部分が梅若流は14のツボで合わせるのに対して、睦実流はオクターブ下の4のツボで合わせる。
次に違うのが、歌詞、(ば~あさ~まー)の部分と、(花も~うらあ~ずに~)の弾き方は、言わゆる『手』が違う。

ちなみに、私の弾き方は前奏は梅若師匠に教わった奏法で、唄の中は音楽的な見地からどちらでも無い、自分なりの解釈で弾いている。

どの奏法が良いかは、聴く人の判断だが、大事なのは、梅若師匠の原曲を基本にし、大きく逸脱しない事であると考える。
それでは、実際の大会を振り返って見よう。


つづく
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