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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 高橋竹山生誕100 年



津軽三味線を今日の隆盛に導くきっかけを作った人が、故『高橋竹山』さん。
1998年87歳で亡くなったが、1910年、明治43年の生まれなので、今年が生誕100年に当たる。

5月の藤秋会公演の際、ゲストでお招きした、津軽手踊りの二代目石川久美子社中は、竹山さんと同じ青森県東津軽郡平内町に住んでおり、大変親交が深かったと言う。
お土産に生誕100年を記念して造られた日本酒を戴いたが、何となくもったいない気がして封を切れない。


浅草から秋田に帰って、何度か舞台でご一緒した事があるが、とても温厚で頭が低く、私の様な駆け出しにも優しく接して下さった。演奏の合間に語るその口調は、とても丁寧でユーモアも交え、常にお客様に感謝を忘れない。


その昔、北海道に『かどづけ』(家々の玄関先で三味線を弾き、施しを受ける)に行った時、空腹と寒さで倒れる寸前に、韓国から来ていた人々におにぎりを戴き暖をとらせて戴いたのが、生涯忘れられないと言う。
舞台では、感謝を込めて必ず韓国民謡アリランを弾いた。
やはり、苦労した人は恩を忘れず人にも優しいし、大切にもする。

今はもう忘れてしまったが、竹山さんの舞台での演奏をそっとテープに録り、擦り切れるほど聞いてコピーしたのを覚えている。


没後10年以上過ぎてもその人気は衰える事を知らず、津軽三味線と言えばきっと100年先でも語られる方だろう。
改めてその偉大さを感じる今日この頃だ。


天国でどんな気持ちで現在の津軽三味線を見ているのだろうか?

安らかにお眠り下さい。



合掌
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