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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 三味線の正しい選び方その3
さて、良く鳴る三味線とはどの様な物なのか?
値段の高い物は当然ながら、安い物よりも音が良くなければ理屈に合わない事になるが、残念ながら必ずしもそうならない事が有る。

それでは鳴る三味線(良い音のする三味線)とはどの様な物なのだろうか?
先ず棹が硬く、胴も硬い物、それに多少高くても少し厚めの良い皮をしっかりと張る事がポイント。
音の善し悪しはトチや金仕込みや、綾杉や象牙にはほとんど影響を受けない。
ただし、トチが有っても硬いのも有るのし、あとは買う人の価値観の問題。

象牙は新しい時は真っ白だが、使い込んで手の脂がついてくると黄色がかって、風格が出てくるし、棹もトチの多く出ている物は使い込んでくると、トチが浮き出て黒光りし、非常に綺麗に成ってきて言わば美術品の様に成る。

私が修業した頃の津軽三味線は太めが好まれたが、余り太い棹は間違いなく鳴らないし、重く成り長時間弾くと疲れるのでお勧め出来ない。
棹の太さは普通、津軽だと面幅(糸を押さえる所)は一寸だが女性の方は九分ハ厘のやや細めのが弾きやすい。
胴も大きな音を出す為に標準より大きくする場合があるが、これも皮を張る面積が広くなり、皮張りが難しくなる。


まあどの様な物を選ぶかはその人の自由だが、高価な物ゆえ後悔しない様、信頼のおける方のアドバイスを受ける事が賢明であろう。


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