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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 三味線の撥

先日は三味線の皮のお話をしましたが、今日は撥のお話。

撥に使われる鼈甲はタイマイ、青海亀等の甲羅であるが、1992年にワシントン条約で絶滅危惧種に指定され1994年以降日本では輸入されていない。
したがって厳密に言えば、現在出回っている鼈甲は禁止前に業者によってストックされた物が使われていることになるが、実際は少量ずつこっそり、などと言うこともあるようだ。


しかしながら需要に供給が追い付かないのが現状で、撥製造業者も大変苦労しているそう。
原材料を買えたにしても、厚さが足りずに撥として使えない物が多く、津軽三味線用の撥に使えるのはせいぜい半分から3分の1程度。
この辺も皮の話に似ている。


撥は飴色が多いほど高くなり、希少価値でご覧の様な特急品は中々お目にかかれなくなった。(10年ほど前に購入してストックしてた物です)


これは新しい情報だが、実は中国では漢方薬に鼈甲を粉末にし、混ぜるそう。
そう言えば似たようなスッポンが滋養強壮に良い事を見れば、同じ仲間の亀の甲羅が良いのも頷ける。

したがって中国からのルートも厳しいらしい。

今後益々価格高騰が予想されるので、くれぐれもお手持ちの撥は大切に使って頂きたい。
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