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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 三味線の皮のお話
三味線の皮のお話三日目。

日本にいる犬猫の数は2400万匹とも言われている。
単純に考えると人口の5分の1に当たるから、正直そんなにいるのかなと思う。
世界の人口は75億人ほどだからその数字を当てはめると、何と!世界中には15億もの犬猫がいることになる。
勿論、国によって事情が違うので、この通りではないだろうが、世界中には相当数がいることは確かなようだ。この中で諸々の事情で殺処分されている数も相当数いるはずだ。


タイで犬の皮が作れなくなったのは動物愛護団体の反発によるもの。
勿論動物を可愛がるのは自由だが、人にはそれぞれ考え方があり、価値観が違う。
犬猫はペットとして飼われる物だからけしからんとの理屈だろうが、それでは、同じ動物でも牛や馬は良いのか?鳥は良いのか?
自分達が食べる物は殺しても良くて、食べない物はけしからんと言うのは、身勝手な理屈だ。


世の中には犬猫を好きな人もいるだろうが、逆に大嫌いな人もいる。
野良猫や野良犬を放置していると社会的に迷惑になるし、野犬に噛まれて命を落とした例は数多く聞く。

オーストラリアが野良猫200万匹を殺処分すると決めたのは、この増えすぎる野良猫達が生態系を脅かすと判断したからだ。
何も、人が可愛がっているペットを捕まえて皮にすればと言っているのではない。


保健所で殺処分された物を払い下げて頂き、三味線に使って良い音を醸し出してあげるのはむしろ供養になるのではと思うがいかがだろうか?

ある動物愛護団体の代表は三味線なんて無くなっても何も困らない。
皮を作ってる業者は廃業して職替えをすれば良いと。

あまりにも身勝手な言い分である。

厄介なのはこのような人間を後押ししてる国会議員がいること。

この問題は簡単には解決しないだろうが、ここまでくれば、本皮と遜色ない音が出る合成皮を開発すること。

日本人は世界に誇れる物を何でも作って来た。
現実に皮が供給されなくなった現在、日本の文化を真剣に守ろうとするのならば、政府が本腰を入れて予算を付け、人工皮の開発を進めるべきである!


国は三味線の人間国宝を出しているのだからその責任は負わなければならない。

さて、皆さんはこの問題をどう考えるだろうか?
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