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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ アフリカ紅木
先日は三味線の原材料、インド原産の紅木がなくなって来たと、そして昨日は三味線の皮がなくなったと書いた。

既に撥の材料である鼈甲もワシントン条約で輸入禁止、窮地に陥っている三味線業界だが、ひとつ明るい話題もある。
三味線の材料は実は色々あり、一般に知られているのが、紅木を筆頭に、紫壇、黒壇、花梨、等が主に三味線の棹の材料として使われるがこの中でも、硬さ、木目の綺麗さ、音質は紅木が群を抜いており、紅木の材料が減少しているのも頷ける。

私も全て使ってみたが、黒壇は重すぎて駄目、花梨は柔すぎる。
中では紫壇が紅木に一番近いかも知れないがどういう訳か、あまり普及しない。

今から20年以上前にやっぱり良質な紅木が減少して来て、南米のスネークウッド、紋紅木と呼ばれる物が出回ったことがあり私も作ってみた。
スネークウッドと言うほどだから、蛇のうろこの様な紋様で凄く派手だが、硬すぎて重く加工が大変、音質も硬い音がするし、なによりも価格が高すぎる。
普通のでも100万円以上、木目の綺麗に出てる物は300万円程で一般には中々普及しなかった。
因みにお世話になっている五木ひろしさんはこのスネークウッドを使っていて、かなり良い物だ。

紅木に優る物は結局中々無いが、友人の貿易商が言うには、【アフリカ紅木】と言うのがインド紅木とかなり似通っていて、柄は無いが色、硬さとほぼ遜色がなく、価格もインド紅木よりも安いと言う
既に市場には出始めてる。
今度、それで一本作ってみようということになったが、期待に応えてくれる事を願いたい。

何れにしても、日本の音楽文化を支える和楽器の材料が全て外国産だと言うのも皮肉な話だが、アフリカ紅木は三味線業界の救世主になれるかも知れない??
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