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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 名人、藤田淳一
現在、高齢化で斜陽と言われる民謡界。
長唄や浄瑠璃、常磐津など邦楽世界で唯一勢いのあるのが津軽三味線だ。


全国各地でコンクールが行われ年々その数は増えつづけている。
昨日テープを整理した話を載せたが、七五三時代に習っていた師匠、故、藤田淳一先生との稽古の時のテープが出てきた。


先生はとにかく三味線を弾く為に生まれて来たような人。
その繊細でクオリティーの高い演奏は、今どんなに上手い若手が現れても決して敵わない。

民謡が隆盛だった昭和40から60年までの約20年間、津軽三味線の名手と言えば限られた人数しかいなかった。
木田林松栄、高橋竹山の後をつぐ人材として
小山貢、山田千里、佐々木孝、沢田勝秋、藤田淳一、高橋祐次郎、五錦竜二、成田光義、福士豊勝、佐々木光儀、木田林松次など、名前が売れてる弾き手と言えばざっとこんな感じである。

そしてほぼ20年間この構図は変わらず、従って、ワンフレーズ聴けば誰の三味線か即座に判別出来た。


その中でも誰もが一目おくのが藤田淳一先生の三味線。
無尽蔵に湧いて来るような繊細なフレーズは誰もが憧れの的、まさしく津軽三味線の申し子のような方だった。

昨今の各地で行われる全国大会の覇者は皆さん上手い。
しかし残念ながら、どれを聴いてもみんな同じようにしか聴こえない。
藤田淳一先生のような三味線を弾く人が現れないのだ。


良い人ほどは早く逝くと言うが全くその通りで、藤田先生も50代半ばで逝った。
100年に一度、いや200年に一度の逸材だったかも知れない。

いつも三味線を弾いてる時が一番幸せそうな顔をしていた。
客席から拍手が来るとこれ以上ないような笑顔になる。


あの満面の笑顔が忘れられない。
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コメント
藤田淳一先生
長倉さんメールありがとうございます。
先生のご両親が秋田出身ということもあって、大変可愛がっていただき良く飲みに連れて行って頂きました。おの様な繊細な三味線を弾く方はおそらく出てこないでしょう。メールを頂き先生を思い出しています。
ありがとうございました。
2015/02/24(Tue) 09:20 | URL | 加藤訓 | 【編集
亡き師匠を思い出しました、
亡き藤田淳一先生を思い出し、あの頃を思い出しました。
私は、小学2年生の時に、親戚の叔父で長倉孝吉と言う民謡歌手に連れられ初めて三味線と言う楽器に触れ、それ以来藤田淳一先生の元でみっちりと仕込まれました。
函館の邸宅も私の父が築造し、藤田淳一先生のお宅とは、親戚の様なお付き合いもしていて、
先生の結婚式も家族揃って参列したりと懐かしい思い出が沢山あります。
勿論、三味線の演奏はなんとも言えない素晴らしい物が有りましたね。
先生が函館から東京へ移り住んでからは、地元で師と仰ぐ方がおらず、徐々に三味線から遠ざかり今に至ります。
亡くなる1年位前に函館で、藤田淳一先生の
お祝いが有った時にお逢いしたのが最後でした。
とても素晴らしい方を亡くしましたが、何時迄も私の師匠と思っております。
2015/02/23(Mon) 22:47 | URL | 長倉 邦春 | 【編集
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