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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2019年06月11日
今から30年以上前に秋田民謡企画から出したこのビデオ、【ぜったい弾ける津軽三味線】がまだ売れている事にビックリ‼️





全8巻で出したシリーズ物だが、手前味噌ながら当時としては実に画期的だったと思っている。
津軽三味線の教材は今でこそ色々な方々が出しているが、当時私のはテレビに弾いてる映像が流れるだけではなく、今のカラオケに歌詞が流れて行くのと同様に譜面が流れ、しかも当時は譜面に誰も明記してなかった、津軽三味線の特性である、前バチ、後バチをきちんと明記した事。
この事で合奏をした場合にその揃い方が格段にアップした事は言うまでもない。


オリンピックプレゼンテーションとして、2014年と2016年に、日本武道館で最大の三味線アンサンブルとして、ギネス世界記録を更新出来たのは、まさしくこのバチ割りをしっかりと明記した事に他ならない。
これを書いてなければ絶対にバラバラになり記録達成は不可能だったと自負している。


当時基本曲の第1弾は何と17800円、2段から8段までは14800円と、今思えば物凄い高額だったにもかかわらず買ってくれた事を思えば、当時は中々ここまでさらけ出して私の様に指導する人が少ない時代、それと、苦労して覚えた物を簡単に公開する事が極端に少ない時代だったからの様な気がする。


民謡企画にはアマゾンを通しての購買者からこの1年だけでもかなりの数のハガキが来ており、ご意見、感想欄を見ると、非常にわかりやすいとお褒めの言葉が書いてあり、感慨深いものがある。





10年ほど前にビデオからDVDに焼き直して価格を下げて売っているが、それでもこの手の教材では最も高額なのにもかかわらず30年の時を過ぎて売れている事は、指導が間違ってなかった事を裏付ける材料になるので今の指導法を自信を持って今後とも普及に努めたい。


これを撮影した当時を思い起こすと笑える。

今はデジタル時代なので一音間違ったリ、音を外してもそこだけの修正が出来るが、当時は全部最初から最後まで撮り直しで、これにはとても苦労した。

撮影は二台のカメラで、一台は私の演奏してる模様、もう一台は譜面を撮っているが、音に合わせて譜面が流れる仕組みがこれまた大変だった。

渡辺社長と試行錯誤の結果、譜面を横長に切ってそれを巻き取って行く必要があり、ヒントになったのは、渡辺社長と居酒屋で飲んでる時にたまたま店のテレビに映ったのがイカ漁の模様。

二人で顔を見合わせて、これだ!と意見が一致した。
イカを巻き取るドラムからヒントを得て、考えたのがトイレットペーパーを巻き取るホルダー。

早速二つ買って来てテーブルの両端にそれを据え付け、これで万事が上手く行くと思ったが、手動なので巻く速度にムラが出て、弾いてる速度と合わなくなり何度もやり直し。

しかも巻き手を担当したのが友人の佐藤清春さんという方で、三味線を全くやらない方だから今何処を演奏してるのかわからない。
巻き手の他に今どの部分を演奏してるか指揮棒で指してる人がお弟子さんだったが、まだその曲を勉強してなくて、途中でわからなくなり演奏と譜面とがずれてしまい、これまたやり直し。


今思えば全くマンガの様だった。

それでも苦労しただけあって未だに売れてる事はその方々に感謝をしなければならない。


平成の幕開けで世に出た私の教材は、令和の新しい時代でもまだまだ健在です!!

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