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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2019年02月03日
私は暴力を肯定したり奨励したりするものではない事をまず最初に断っておきたい。

そのうえで最近、ちょっと小突いたり、お前ダメだぞ、とコツンと叩いただけで、やれ暴力だパワハラだ、と騒ぎ過ぎるのは少し異常なような気がする。

相撲界では最近鳴門部屋で暴力が発覚、昨年は貴ノ岩が自ら付き人を殴ったとして引退したし、同じような理由で横綱、日馬富士が引退に追い込まれた。

日馬富士がカラオケのリモコンで殴ったのは、殴られた貴ノ岩が頭を縫うほどの怪我をしているのでこれは明らかにやる過ぎであり、暴力に違いないが、貴ノ岩の件は、付き人が大きな怪我をしている訳では無いし、風邪薬を買い忘れた事に対してつい手が出てしまった程度で付き人も反省していたと言う。

確かに貴ノ岩が自分が被害者であったにもかかわらず、今回逆の立場になった事は責められる事だろう。
しかし、引退までする必要があったのだろうか?

詳細は知る由もないが、引退を申し入れた時に協会側が直ぐにそれを受理しないで、預かりとしてもう少し慎重になるべきだったと思う。
日馬富士の事件から休場を余儀なくされ、それでも厳しい角界にあってまた短期間で這い上がって、幕の内に返り咲いた貴ノ岩の精神力と努力は想像に難くない。

この先あれだけの力士だったら大関、或いは横綱まで行けたかもしれない逸材だったと思うのは私だけではないはずだ。
もしかすると暴力決別宣言をしたばかりの協会は面子を潰されたかたちだが、自らの引退だと退職金も功労金も出るのでその様な方向に圧力をかけたのではないかと疑いたくなる。

その貴ノ岩が昨日断髪式をして相撲人生を終えた。


私が中学生の頃は先生に何度も殴られ顔が腫れたり鼻血も出した。
今で言えばとんでもない暴力教師であり大騒ぎする問題だが当時はごくごく当たり前で、そんな事は日常茶飯事。
殴られたのは自分が悪いからであって殴られた痛さを持って反省し善悪を学習した。

親に今日先生に殴られたなんて言おうものなら、お前が悪いからだろうと、慰められるどころか反対に怒られたものだ。
いわゆるあれは暴力とは言い難く愛のムチだったと思っている。


口で言って何でも理解してもらえるのだったらこんなに楽な事はないが、そんな簡単な事ではないはずで、間違いを正す為に怪我させない程度のお仕置きは容認してもいいのではないだろうか?

先日の高校生がピアスを外さない事を教師に指摘され殴られた事が、その教師が一方的に悪い様な報道に第一、教師に対してあんな態度で暴言を吐く生徒が先ず避難されるべきであって、今の生徒は先生が絶対に手を出せないとわかってるからどんどん付け上がってくるのだ。

話し合いで解決出来るのであれば自衛の為の軍隊も何もいらないのであって、正しくどこかの国のある政党の様な考え方である。

こんな事を言うとお前は暴力を容認するとんでもない人間だと今の世の中では言われるかも知れませんね。


話は前に戻りますが、現在相撲協会の執行部は理事長はじめそれこそ、叩かれ殴られて強くなった方々で、中にはゴルフクラブで弟子を殴ったり、自らの弟子の暴力沙汰で親方も訴えられ裁判沙汰になった方もいる。
そのような方々が果たして暴力云々を語る資格があるのだろうか?


相撲の技に張り手、と言うのがあって、これは相手を平手打ちして怯ませる戦法で反則ではないし取り組みでも度々目にする。
力士の力を持って思いっきり引っ叩いたら、相撲取りでも一瞬脳震盪になり倒れる人もいると言うのだからこれが、素人だったら命の危険性もある話だろう。

張り手は取り組みの中で許される一種の技であり、土俵以外はいけませんよ、と言うのはどうも矛盾を感じる。
いっそのこと貴ノ岩が引退に追い込まれる様な平手打ち、張り手は取り組みで禁止しないとどうも辻褄が合わないような気がしてならない。


時代が変わったのかどうかは知らないが、昔は容認された事が今は些細な事でも避難され大騒ぎする現実に物凄い違和感を感じている今日この頃です。



貴ノ岩、お疲れ様でした。

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