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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2018年08月07日
秋田を代表する馬を題材にした民謡に、秋田馬子唄がある。

唄い出しが、はあ~あべや  となっており、この【あべや】とは秋田の方言で、行こう、行きましょう、という意味だ。
先日の産経民謡大賞の部で、1部29番目にカッコ書きで秋田馬子唄の下に、あべやと書いてるが、これを見てんっ?と思った。





秋田で馬子唄の曲目を言う時に、あべや、とは言わない。
少なくとも私がこの世界に入ってから秋田の人があべやを唄います、とは聞いたことがない。


昔、キンカン本舗がスポンサーで放送していた民謡番組で、この唄をあべやと紹介していた記憶があるので、東京の方々がそのように呼んでたのが大阪にも伝わったかも知れない。


 何かにただし書きをする場合は普通、ほかの唄と勘違いされないようにとの理由で行うのが一般的だと思うが、秋田の馬の唄は、秋田馬方節と秋田馬喰節。

曲が全く別物なので勘違いすることはまずないし、馬子唄とつく唄に、宮城馬子唄、が有名だがこの唄も秋田馬子唄とは似て否なるものどころか曲調が全く違うので間違いようがない。

あべや、を唄いますは、方言を訳すると、行きましょう、を唄いますになってしまうので何だか変な感じだ。


別にカッコ書きで、あべや、と付けたからと言ってケチを付ける訳ではないが、どこかで誤解が生じているようだ。

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