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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2016年04月15日

第七回秋田民謡全国大会、秋田荷方節三味線コンクール、今年の覇者は正統派梅若流の直系【梅若鵬修】さん。

梅若鵬修さんは、三味線名人位、先代【浅野梅若】師匠のお孫さんで、現二代目浅野梅若先生のご子息。
本格的に三味線を始めたのは初代梅若師匠がお亡くなりになってからだから20代の後半からのように記憶している。


非常に真面目で礼儀もしっかりしており、いつ会っても爽やかな印象だ。
この秋田荷方節の三味線は、お祖父様に当たる先代梅若師匠が作り上げた秋田三味線の代表曲で、技術的にも非常に難しく、難曲中の難曲と言われている

秋田民謡全国大会を開催するにあたり、そんな素晴らしい三味線を作り上げた、梅若師匠の偉業を讃え後世に伝えて行こうとコンクール部門を設けた。


鵬修さんは、第一回目からこのコンクールに出場しているが、入賞をするも、あと一歩のところで優勝には届かなかった。


お祖父様が遺されたこの素晴らしい曲のコンクールでタイトルを獲ることは、優勝旗を提供している浅野本家としては悲願で、毎回相当のプレッシャーだったことは想像にかたい。

六回目までの大会の優勝者は県内の人が1人で5人は県外の方々。来年こそは何とかしなければとの思いは年々大きな重圧となって彼にのしかかったのだろう。
そんな苦しみから開放された喜びと安堵感で、一気に涙が溢れ出たシーンは本当に感動的で賞状を読む時も涙をこらえるのがやっとだった。


とにかく良かった。
お孫さんの優勝を誰よりも喜んでいるのは天国の梅若師匠。
そしてもう一人。

昨年は私の隣で審査をしていた、伯父さんにあたる、梅若梅清先生。
昨年の12月に梅若師匠のもとに旅だってしまった。

鵬修さんの演奏は天国のお二人に十二分に満足を与える演奏でした!。


本当におめでとうございます。
そしてこの優勝を機に更に飛躍して頂くよう願ってます。



おわり。

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