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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2015年09月

先日は三味線の皮のお話をしましたが、今日は撥のお話。

撥に使われる鼈甲はタイマイ、青海亀等の甲羅であるが、1992年にワシントン条約で絶滅危惧種に指定され1994年以降日本では輸入されていない。
したがって厳密に言えば、現在出回っている鼈甲は禁止前に業者によってストックされた物が使われていることになるが、実際は少量ずつこっそり、などと言うこともあるようだ。


しかしながら需要に供給が追い付かないのが現状で、撥製造業者も大変苦労しているそう。
原材料を買えたにしても、厚さが足りずに撥として使えない物が多く、津軽三味線用の撥に使えるのはせいぜい半分から3分の1程度。
この辺も皮の話に似ている。


撥は飴色が多いほど高くなり、希少価値でご覧の様な特急品は中々お目にかかれなくなった。(10年ほど前に購入してストックしてた物です)


これは新しい情報だが、実は中国では漢方薬に鼈甲を粉末にし、混ぜるそう。
そう言えば似たようなスッポンが滋養強壮に良い事を見れば、同じ仲間の亀の甲羅が良いのも頷ける。

したがって中国からのルートも厳しいらしい。

今後益々価格高騰が予想されるので、くれぐれもお手持ちの撥は大切に使って頂きたい。

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津軽三味線愛好者、同志の皆さんの協力を頂き、昨年に続き日本武道館でオリンピックプレゼンテーション、津軽三味線大合奏が今年も行える。
既に座席等の指定作業も終わり本番を待つのみとなった。


昨年よりも少ないとは言いながら800人の大合奏は、そうそう聴けるものではない。

会場となる、東京九段の日本武道館は2017年から改装工事に入るため、来年までしか使えない。
つまり、武道館でのプレゼンテーションは来年が最後になる可能性が高い。
おそらく、改装後には使用料の大幅な値上げが予想され、財政上、協会としての使用は非常に厳しくなるように思う。


既に来月行われる協会の全国大会プログラムには、来年のプレゼンテーションの案内がされている。
そこで私は来年の目標を二階席をぐるりと一杯に埋めた人数での演奏を目指す事にした。
二階席をぐるっと演奏者で埋めると約1600人になるが必ず実現出来ると信じている。
勿論昨年の1224人を上回る人数になるので、ギネスの記録更新を狙う。
そして集客は外国人観光客を多く入れたい。その時期に東京を訪れてる観光客に日本音楽に触れて頂くにはもってこいの機会で、あの大パノラマは一生脳裏から離れない最高のおみやげになるだろう。

幸いな事に大手旅行社の知人が東京にいて、しかも彼は現在海外部門担当だ!。
本人もこの話に大いに乗り気で、実現に向けて動くと言ってくれた。

想像しただけでもワクワク、鳥肌ものだが、これをやりとげてオリンピックに一歩近づけたい。

自称、夢先案内人。

面白くなって来たぞ!!

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三味線の皮がないとの話を何回かブログにアップし、これからどうなるんだろう?と心配してた矢先に信頼出来る確かな情報として、中国で生産されるらしいとの話が飛び込んできて、年明けからは供給出来そうだと聞いてそれは良かったと胸を撫で下ろしたが、どうもそんなに簡単な話ではないようだ。


中国は言うまでもなく国土が広く人口が多い事から、犬の数も半端でないことは容易に想像出来る。
現に中国では犬の皮で防寒用の衣類や手袋を作っているので、皮自体は大量に供給可能のようだが業者いわく。

津軽三味線に張れるような厚い皮が少ないと言う。
えっ?なぜ?と思うかも知れないが、中国の犬はチャウチャウのような毛の長い種類が多く、その種の犬は体は大きいわりには皮が薄いと言うのだ。

したがって、厚い皮が要求される津軽三味線の皮はかなり厳しいそう。
津軽三味線はあまり厚すぎても音が抜けずにこもってしまうが、薄いと安っぽい軽い音になってしまい、本来津軽三味線に要求される重厚な音が出ない。


代用品として考えられるのが、人工皮だが、今から30年ほど前には破れないとして、一時期流行ったこともあったが、いかんせん、研究不足で中々犬皮の音にはほど遠く、犬皮がふんだんにあった事からも普及には至らなかった。


ところが、皮問題が深刻化してきた事で見直されてきて、私のところに依頼があったのを何個か張らせてみたら、これが想像以上に良い音が出る!。
先日、訓栄のお弟子さんのを張ったのを録音したと言うので聴いたが、犬皮と全く遜色がない。


訓栄いわく。
1の音が犬皮よりも若干物足りない感じがするが、それを我慢すれば合格点。

そう言えばこの前、広島の友人がこんな事を言っていたのを思い出した。
ある時、イベントで、お客さんに背を向けて犬皮と人工皮の三味線を弾いてどっちが良い音かを判断してもらった。

さあ結果は?
何と?人工皮に軍配が上がり、本人もびっくりしていた。
う~ん。
これは中々興味深い結果だ!


☆人工皮の良いところは、犬皮と違ってまず破れないこと。

☆目一杯引っ張れるので仕上がりが職人の技術に左右されない。

☆価格が犬皮よりも安いこと。


三味線をやってて一番困るのは梅雨の時期から夏場にかけて犬皮はデリケートで気候に左右され破れ易く、ケースを恐る恐る開けて、ああ~、などと言うことはしょっちゅうある。
そうなると思いがけない出費になるので、家計に影響するが、人工皮はまず破れないのでそんな心配はない。


昔、仕事の現場に着いてケースを開けたら破れていたことは何度もあるし、困るのは海外公演で破れたこともあったことを考えると、少なくてもそんな不安からは解消されそうだ。

昨日、問屋に聞いた話に依ると、皮を張っている小売店に厚手の皮はもうほとんどなく、お手上げ状態で、薄い皮を張るしかないそうだ。
私がお願いしている職人さんは大量に皮を持ってる人だが、そこでも厚皮は底をついてきて、段々と薄さが増して来てると言い非常に深刻になってるようだ。

カンガルーの皮の話もしたが、こちらも直ぐには間に合いそうにない。

この事は検証しながらまた、ご報告致します。

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今、邦楽(和楽器)と言われるジャンルの中で一番活況で将来性のあるのは、認めたくない人もいるだろが津軽三味線であることは現実を直視すれば明白である。

邦楽界の中では、藩政時代に幕府から手厚い保護(当道座)を受けていた、いわゆる三曲(長唄、箏、胡弓)と言われるものと、同じ盲人音楽でも、貧困から生まれた津軽三味線では、その成立過程の違いから中々相入れないのが現実である。

津軽三味線はハンディを背負い厳しい風土と社会環境の中で、ただただ生き抜く為に作られた音楽であり、よって、極端に人と同じことをやることを嫌っていた。
何故なら人と同じことをやると聴衆にうけなく、その事がそのまま生活に影響したのだ。

故に協調性に欠け、なかば天の邪鬼的な人格になってしまう人も中にはいた。
人と同じことをやらないから、他の人が良い演奏をしたりしても、なにくそ!あんな演奏、あんな者に負ける訳には行かないと素直に認めない所がある。
これを本場津軽では【じょっぱり】
また他人が成功するのを羨みねたむ事を【足ひぱり】と言うが、これがあまり酷くなると、その人物に対しての評価は芳しくなくなってしまう。


現に、5月のゴールデンウィークの同じ時期に、何と!同じ種類の津軽三味線全国大会を青森県内3ヶ所でやっているのだ。
それこそ、先に述べたような典型的な表れだと思うが、これを大同団結し、一つに出来れば、選手も分散することなくレベルも高くなりもっと権威のある大会になるような気がするが、津軽に住む人間にとってはそんなに簡単なことではないらしい。


まあ、津軽三味線は他と違うことをやるから独自の進化を遂げて来たことは事実であり、一概に協調性を持てば良いという訳ではないかも知れない。

しかしながら、今後に至ってはバラバラに勝手にやるのではなく、一つの方向性を共有することで、日本舞踊などの一目を置かれる存在になるような気がする。


今後の課題だろう。

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日本舞踊名古屋西川流と言えば、9月に毎年中日劇場で1週間にわたって行われる【名古屋をどり】(昼夜公演)は初秋を彩る風物詩として抜群の知名度を誇り一目も二目も置かれている存在。
西川流は創流から300年が過ぎその存在は不動であるが、誰もがその名前を聞いた事がある花柳流も実は西川流の流れを汲んでいると言う


先日、訓栄と飲んだ時に、名古屋をどりの広告が中日新聞1面に掲載され、トヨタ自動車をはじめ、日本を代表する企業がスポンサーとして名を連ねていたと話を聞かせてくれた。

私も西川流の高弟とお付き合いがあり、ちょくちょくご一緒させて頂くが、やはり我々とは、いや私とは違い、にじみ出てくるような品格を感じるが、品格と言うものは取って付けた様に急ごしらえで出来るものではなく、長年の蓄積された伝統と実績の裏付けなくしては出来得ないもののような気がする。


同じ時期に能の広告も1面に出ていて、こちらもスポンサーには日本国を代表するそうそうたる企業が名を連ねていたそうだが、能は時代劇で殿様が舞ったりするシーンを良く目にする。
その起源は室町時代だと言うから日本舞踊よりも遥かに歴史は長い。
いわゆるスポンサーからすれば、このような著名な芸能に協賛すること事態がその企業のステイタスになっているのではないだろうか?。
そうだとしたら実に素晴らしいことであり羨ましい限りだ。


それでは民謡や津軽三味線はどうかと言えば、津軽三味線はその誕生から僅かに150年。
正式に津軽三味線と言う呼称で世の中に認知されてからだとまだ50年ほどしか径っていない。

歴史が浅いので無理もないだろうが、組織も中身もまだまだきちんと確立をされておらず、当然のことながら日本舞踊や能、茶道、華道と肩を並べるには100年も200年も早いと言われるかも知れない。
この事実は変えることの出来ないことだが、その芸術性に於いての高さは決してそれらの分野には劣るとは思わない。
要は地道にコツコツと実績を積んで努力していくしかないだろうが、民謡界もこんな新聞に一流のスポンサーを付けて広告が出せるようになるよう頑張らなければならない!!

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ブログを読んで下さる方々には様々な思想心情の人がいるので、政治的な事は極力避けるようにしているが、これでも自分の考えは持っているつもりだ。


先日、安全保障関連法案が与野党の激しい攻防の中で可決されたが、私が怒っているのは、山本太郎議員の信じられない非常識な愚行。


問題のシーンは18日に行われた阿倍首相に対する問責決議案での採決で投票する際のパフォーマンス。
あろうことか、山本議員は喪服で現れ、手には数珠を持ち、焼香の仕草をし自民党議員や阿倍首相に向かって合掌するという、極めて常軌を逸した信じられない行動をしたのである。


いやしくも日本国の総理大臣に神聖な議場であのパフォーマンスはことごとく礼を欠く行動であり、あんな人が国民を代表する国会議員かと思うと、ただただ呆れるばかりである。

果たして衆参両院を通して過去に採決の際に神聖な議場に喪服に数珠を持参で出た議員などいたのだろうか?

そう言えば山本議員は過去の園遊会で天皇陛下に手紙を渡し大問題になった人で、なんだこの人間はと思ったが、手紙の中で天皇陛下を【あなた】呼ばわりである。

流石にこの時はこっぴどくお叱りを受け反省した素振りを見せたが所詮その程度の人だったのだろう。


今回の行動に何の処罰もないとしたら、国会そのものに大きな疑問を持たざるを得ないが、皆さんはいかが思われるだろうか?


俺は怒ってるぞ!!

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昨年全国に報道されて注目されたオリンピックプレゼンテーション、津軽三味線大合奏から間もなく1年。
あのときの感動は演奏者と観客に津軽三味線の魅力を改めて認識して頂いた素晴らしい瞬間だった。


2回目のプレゼンテーションまで1ヶ月を切り昨日、訓栄と当日の席順を組んだ。
今年はギネスに申請しないこともあり、昨年よりは少ないがそれでも800人が集まり、あの壮大なパノラマがまた見れると思うと今からワクワクする。


このシフトを組むのが中々大変な作業で、とても私には出来ないが、それを見事にやってくれるのが、筆頭総師範の訓栄(さとえい)。
全体のバランスを考えながらいかに綺麗に見せるかがポイントだが、何とかご覧のように出来上がった(写真は一部)


その昔、津軽三味線の始祖、仁太坊は【人まねでない汝の三味線を弾け】と言ったそうだが、大勢で同じフレーズを心を一つにして奏でるのもまた素晴らしい!
大合奏の魅力はなんと言ってもその迫力と音圧。

ソロや小人数では到底出せない重厚な響きはいつまでも耳から離れず聴く人を魅了し、衝撃的な感動を与える。

このブログをご覧の皆さん。
是非ともこのプレゼンテーションにお仲間を誘い足を運んでください。

最大限の感動を御約束致します!!。


津軽三味線大合奏は来月18日(日)
東京、九段の日本武道館で11時50分から。

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今月の5日に行われた藤秋会役員会において、秋田での公演を希望する方が多く、2017年、平成29年にということになった。


秋田での公演は20周年記念公演以来行われていない。
理由は会場の問題で、現在の県民会館は50年以上前に建てられた物であり、客席は改修されてはいるが、肝心の舞台が現在の規格からするとかなり小さく、藤秋会のメインである大合奏をやるには狭すぎること。
従って転換も中々難しくどうしても流れの悪い公演になってしまう。

そんな理由で建て替えられたらやろうと、ずっと待ってはいたが、中々実現に至らず今日に至っている。

しかし、会員にとって本部のある秋田は聖地みたいな場所で、そこでの公演を希望する人が多い。
やれる範囲でとの皆さんの声で、それではと重い腰を上げたが、先日の秋田の稽古で、県民会館の建て替えが決まったと聞いて、えっ!いつ?

時期は何と6年後だというからかなり先のこと。
ああ、これは駄目だなと思いながらも念の為に県民会館はいつまで今の建物が使えるかと聞いたら、平成30年の3月までだと言う。


んっ?
公演を予定してるのは再来年の7月。
つまり29年の7月なのでギリギリセーフ。
これは、きっと秋田でやりなさいとの天の声だと受け止めて頑張らなければいけなくなりそうだ。

周年記念でも無いので、何か理由付けをしなければと思っていたが、【秋田県民会館さよなら公演】のタイトルが出来ました。

よくよく考えてみれば再来年は私がこの世界で食べてからちょうど40年になります。

これも使えるか。

やる以上準備をしっかりして、感動して頂ける舞台を作らないといけませんね。

頑張ります!

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各地に甚大な被害をもたらした台風18号も過ぎ去り、晴天に恵まれ日中は暑からず寒からずで最高のコンディション。
秋本番を向かえた秋田はまさに実りの秋。


【忠犬ハチ公】の里、県北の大館市では新米を使った秋田名物、キリタンポ作りが始まったと報道されていた。取れたての秋田こまちの新米で作ったキリタンポを日本三大地鶏、【比内鶏】のだしで作ったキリタンポ鍋は絶品!
それに秋田銘酒の熱燗があればまさしく極楽を味わう事が出来ます。

秋田は今、芋の子(里芋)鍋、キノコ鍋、またブドウなども旬で秋の味覚満載!

シルバーウィークは秋田に足をのばしていただいたらいかがでしょうか?

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我が家には犬が二匹いる。
犬種はトイプードルで、中々かわいい。
娘が名前をつけたが、【ボク】と【ヒロシ】。

五木ひろしさんに長年お世話になったので感謝の意をこめてつけたそうだが、続けると【ボクヒロシ】


何だか訳がわからない。
二匹はほんの1分違いで生まれたので兄弟でどちらも雄。
ところが性格は全く違いボクは非常に頭が良く、喋れないだけでこちらの言うことはほとんど理解してるようだ。


一方ヒロシはやんちゃであまり言うことを聞かず、とにかくうるさい。

雄犬なので、当然ながら発情があり、最近は夜中でも鳴くので、近所迷惑になりクレームがきたら飼えなくなると思い、かわいそうだとは思ったが去勢をすることにした。

昨日手術を無事に終え娘の所に帰って来たと写メを送ってくれたが、傷口をなめると化膿するそうで防止用にご覧のフードをつけられたそうだ。
これでおとなしくはなるだろうが何だか可愛そうだ。


ヒロシ可愛そうだね、と家内に言ったら貴方もやってやろうか、だって。


失礼な、いったいどういう意味だ??

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