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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2015年05月09日
藤秋会を発会してから秋田で4回、62年9月には富山県高岡市でも発表会を行った。

そして名古屋で初めて発表会を行ったのが名古屋に進出してから7年目の平成2年。
会場は名古屋市民会館の中ホールで、客席は1200席ながら花道や回り盆があり、転換を要する演目には使いやすいホールだ。

名古屋は不思議な所で、民謡の会は沢山あり毎年発表会をやるが、私がやるまでは全て無料で入場料は取らないばかりか、最後に抽選会をやり色々な物が当たったりする。

まあ、集客のためだろうが、私はこのシステムには大いに違和感を感じた。
抽選会目当てに来る客もいるわけで、もう少し自分達の芸に誇りを持ってもらいたいと感じた。

お客から入場料を取らなくても、当然ながら費用はかかる訳で、ではその費用はどこから出すかと言えば、お弟子さんから出演料を徴収しそれで賄う。
したがって、規模にも依るが、出演者はかなり高額な負担になる。
これではお弟子さんが大変だと思ったので、入場料をいただき、入場料に見合った、きちんとしたショウをやればお弟子さんの負担も軽減され、入場料を頂くので稽古もしっかりやることによって個々の技術もアップする。

この公演の入場料は3000円に設定させていただいたが、無料が常識的だった所でのこの設定は不思議だったとみえ、反発も大きかった。

しかし金を取っていったいどんなことをやるんだろうとの物珍しさもあったのかチケットは完売。
メインゲストとしてお呼びした方が、浅草の修行時代に大変お世話になった、津軽民謡女流横綱と言われた【山田百合子】先生。

下足番当時から私を知っている先生はこの発表会を非常に喜んでくれ、暖かく激励してくれた。


今からちょうど26年前、32歳の時である。

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