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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2015年05月05日
青森のゴールデンウィークの風物詩といえば津軽三味線コンクールがあげられる。
今、津軽三味線コンクールは青森のみならず全国各地で開催される様になり、それを生業にしてる者として、この隆盛は喜ばしいかぎりである。

この連休中、3日から5日まで青森県内では何と!同種の大会が3ヵ所で行われるが、普通に考えれば同じ種類の大会が同じ県内で、しかも同じ時期に開催されることはあり得ないことだと思う。

例えば、先月秋田で行われた秋田民謡全国大会が、同じ時期に他の2ヶ所でも行われるなどということは、今後その大会が100年続いてもあり得ないと断言出来る。
本来同じ物をやるコンクールなのだから、話し合って一つに纏めれば、出場する選手も分散されないし、権威が高まると考えるのが普通。
ところが青森だけは別、と言うよりかは津軽三味線だけは別と言った方が正しいのかも知れない。


では、何故に津軽三味線だけがこんな現象になるのだろうか?
これは中々説明が難しいが、簡単に言えば人と同じことをやらないのが津軽三味線であるから、そもそも協調しては不味いのである。
人と同じことをやらなかったことで、独特の発展を遂げて来たのが津軽三味線であるとご理解頂きたい。


さて、今の世の中、わざわざ津軽まで出掛けなくても、スマホのライブ映像でこの模様を視聴出来るのがありがたい。
津軽三味線コンクールの中でも最も古い大会が今年34回目を数える弘前の大会で、昨年からその名称を【津軽三味線世界大会】と変えた。
これには海外からの参加者がいることを念頭に置いてることもあるが、先に説明した様に、他と差を付ける狙いも伺われる。


午後からずっとソロ部門を聴かせて頂いたが、年々その技術は向上し、年齢も段々と低年齢化していて素晴らしい!

結果今年の最高位A級チャンピオンには、地元青森の【葛西頼之】さんが優勝!三連覇を達成した。
しかもほとんどが、じょんからで挑戦してるのに、彼は津軽三下がりを演奏。
非の打ち所のない完璧な演奏でした。

素晴らしい!
三連覇した葛西さんの努力は並大抵ではなかったはず、心から敬意を表し拍手を贈ります。

おめでとうございました。

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