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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2015年01月15日

昨年の9月に三味線の皮がなくなって来たとの情報を掲載したが、貿易会社経営の友人から皮について、最近は更に品数が減少してるとの話を聞いた。

正しくは皮はあるが津軽三味線に張れる厚さのある皮(義犬)がなくなってきているとのこと。
長唄などに張る皮は薄いのでも大丈夫だが、津軽三味線用は薄い皮だと引っ張りきらないうちに破れてしまう上、たとえ張っても音が貧弱で、津軽三味線独特の重厚な音が出ない。

良い音を出すには厚さがあって毛穴がはっきりしてるような物が理想だが、そんな皮は本当に少なくなった。
取って置きのがあっても当然ながら高い値段になる。
以前にも書いたように三味線の皮はタイからの輸入がほとんどで、最近は工場の閉鎖で供給が追い付かない。


中国の朝鮮自治区では犬を食べる習慣があるので、皮も出るのではと聞いたら、毛をむしって皮ごと調理してしまうのが一番旨いそうで皮も食べてしまう。
また防寒用に毛皮を加工して着るので皮は出ないと言うのだ。

三味線の原材料ともども、皮までなくなってきて何とも困った話だ。
今の時期は寒いから良いが、夏場は出来るだけ破れないように対策をこうじたい。

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