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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2014年11月01日

12時45分、会場の目が中央に釘付けになりプレゼンテーション開始。
司会をする家内の顔もいつになく緊張してる様に見える。
アナウンスが終わり、会場が暗転になり、私の掛け声で曲がスタート。
糸合わせが終わったところで会場に一斉に明かりが入った。

異変を感じたのは20秒ほどしてから。
どこかのセクションがずれてる。
一瞬、何が起きたのかわからなかったが、明らかに早くなってるところがある。
一番心配してた事が起きた!

前日のリハーサルに参加したのは700人ほどで、リハーサルに出席した方々では非常に上手く出来た。
ところが当日ぶっつけ本番になった450名のグループの中でテンポ感をつかめず、早くなってしまったところがある。
それもけっこうな数だ。

これはまずい。
心配してた事が現実になった。
一瞬、ああ終わったかなと思ったが、揃える為にいつもより掛け声のかけ方を多くしたことで、2段で少し改善され3段ではほぼ持ち直し全体が纏まって聴こえる。

よしっ、良いぞ!その調子だ!
その後は順調に進み演奏終了。
しかしこれでは不完全燃焼だ。
全国からこれだけの人数に集まって頂いてこれで終わる訳には行かない。

幸いな事に会場からは物凄い歓声が上がりアンコールの声があちこちからかかる。

アンコールに応えての2回目の演奏はしっかりと纏まった良い演奏になった。
割れんばかりの歓声に嬉しさと安渡感で体から力が一気に抜けるのを実感。


客席を見ると感動で目頭を押さえている人もいる。
やっと終わった、やっと終わった。


つづく。

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