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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2014年01月29日
そう言えば昔こんな事があった。


私が修行した浅草の『民謡会館七五三』は今の住所表示では台東区千束4丁目。
ここは知る人ぞ知る昔の遊郭、旧、吉原の中だ。
何故そんな所に民謡酒場があったかと言うと、昭和32年に制定された法律によりそれまで遊郭宿だった所が営業出来なくなり、その建物を買って民謡酒場を経営することになって七五三と名付けられた。

その建物を後の社長である藤巻仁作氏が買い、新しく建て替え300名を収容出来る日本一の民謡酒場にした。

遊郭だったところはやがてソープランド(特殊浴場)に変わって行き、ソープランド街の中に七五三があったような感じです。
七五三の周りは全てそんな店ばかりでしたので、間違えて入って来る人はしょっちゅうで、下足番をしていた古い番頭さんは、からかって、お客さんいかがですか、良い子いますよ、などと言って案内する。

『いらっしゃいませ、いらっしゃいませ、お客様ご案内です』とマイクで案内されたお客さんは靴を脱ぎ座敷に上がってビックリ!

出迎えたお姉さん方は決して若いとは言えない方々。

えっ!何これ?
お姉さん方も心得たもので、どうかしましたか?などとわざとらしい。

皆さん大笑い。

下足番からスタートした私は良くそんな光景に出くわしました。

七五三では毎年芸能部の芸人さんが一人ずつ三日間ワンマンショーをやる事になっており、入店わずか半年の私にも遂にそれをやれとの事。
芸もさる事ながらまだまだ贔屓のお客もそんなに付いてない。


さて、困ったぞ。


つづく

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