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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2013年12月23日

かなりハードかなと思いつつもやれるうちにやっておきたいと、自分達を試すかのように精力的に挑んだ今年の藤秋会。


昨日の岐阜県各務原市文化ホール公演、『絃魂津軽三味線』が今年最後の公演となりました。
9時に楽屋入りだったので6時に高岡のホテルを出発。
途中、白川郷から岐阜大和のあたりまで積雪によりあまり走れない。
こりゃあ間に合うかなと心配したが、15分前には会場に到着した。

既に会員は楽屋入りしており早速リハーサル開始。
メンバーは藤秋会が三味線27名、いつものレギュラーゲスト陣、中村仁美、水野詩都子、佃康史、田吾作隆一、そして朗読の会、夏の会の皆さんに、司会が加藤愛子。

先月、可児市で好評だった公演なので、絶対喜んで戴ける自信があったが本番で大トラブル発生!

1部の開幕前導入BGMが始まった瞬間、目の前から出てたモニターの音が突然切れた。

あっ!モニターが切れた!と監督に伝えたら、えっ!
突然の事で裏方が大慌て。
さあどうする。
幕があくまで2分しかなく短時間では原因がわからない。
さあ困った!
合奏はモニターが死んでしまうと致命傷で、演奏している音が返って来ないとバラけてしまう。


もう時間が無い。
仕方なくそのままスタートしたが、この日はしっかりと演奏出来るメンバーを揃えたので、演奏は問題無し。
ほっと胸を撫で下ろし『仁太坊物語り』に移った瞬間、1番下手にいるナレーターのマイクが入ってない。
しかも、バックに映るはずのプロジェクターの絵が映ってない。


これにはまいった。
このドタバタで満員の客席もざわついている。
しかも裏方が焦ってしまってる様子が上手の朗読のマイクに拾われて客席にまるわかり。
監督が止めてやり直ししようかと言ってるがそんな格好悪い事は出来ない。
ナレーターは、上手の朗読者のマイクにとっさの判断で移り、プロジェクターも動き出したので、そのまま続行、何とかその後は順調に行ったが、折角良い仕上がりを確信していた1部が残念な結果になってしまった。

数々の公演を手掛けて来たがこんなトラブルは初めてである。
休憩で原因を調べたら、一つは人為的ミス、もう一つは会館が古い為、機材の不具合。
そんな事を言われても1番迷惑なのはお客様、そして演じる我々だ。


気を取り直し2部は司会が上手く1部のお詫びをし、お客様を和ませ良い雰囲気。
ミスもなくスムーズに進行し終演。
大きな拍手とお客様の表情からして1部のハプニングは帳消しされているように見える。

前代未聞のハラハラした公演だったが、お客様からのアンケートを全てチェックした訓音(さとね)からの報告では、今までの会館自主公演で最も良かったとの声が沢山あったそう。


終わりよければ全て良し!失敗は成功のもと。
トラブルもありましたが、これも勉強、世の中想定通りに行かないこともある事を実感、次に活かしましょう。

これで今年の公演は全て終了。
皆さん、本当にありがとうございました。


そしてお疲れ様でした。


(写真はリハーサルの模様)

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