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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2013年08月28日

ここ何日か、浅草七五三時代の昔話を載せたら、昔話大好きですとのコメントを戴いた。

日曜日に東京で青森民謡協会の大会があったそうで、総師範、訓音(さとね)の門下生12名で勉強に行って来たとメールで報告があった。


そこで驚いたのは、昔七五三時代に大変お世話になった三代目、長谷川栄八郎先生が94歳にして現役で歌われてた事を知ったが、なんともたいしたもんだ。それもかくしゃくとして、堂々たる歌いっぷりだったと言う。


当時、私はやっと津軽三味線をピコピコ弾いてた時代で悪戦苦闘の日々であったが、私が在籍してたほとんど毎日、三代目先生は七五三に通ってくれ毎日伴奏させて戴きました。


計算すると三代目先生はその頃丁度59歳だったはずだが、楽屋では決して賑やかな方ではなく、じっとした落ち着きのある方でした。

唄は勿論、三味線も一度は二代目木田林松栄の名跡を継いだだけあって、楽屋で様々なアドバイスを戴きました。
興行時代の色々な話をして戴きましたが、今でも印象に残ってる話は、若いときは随分とモテたそうで、東京に出て来た当時たまたま仲良くなった方が、その筋の方の女性で、その事が発覚し監禁され、その時は流石にこれで終わりだと覚悟した話を私に教えてくれたこと。
あまり詳しく書けないが、リアルティーな話ぶりに思わず固唾を飲んで聞いたのを覚えています。(もう時効だから良いですよね)


藤秋会で津軽願人節をいち早く合奏曲に入れたのは、実はこの曲は三代目先生が作詞、レコードに入れた物で、歌うから覚えろと言われレコードを戴いて覚えたもの。
早速覚えたら良く舞台で歌ってくれました。

10年ほど前に武道館の全国大会でお会いした時も随分お歳のはずだったのでまさか、今でも現役で舞台に立っているとは驚きである。

いつまでもお元気で頑張って戴きたい方だし、昔を語れる芸人が段々と少なくなって行く中で大変貴重な民謡界の宝であります。


今はほとんど見かけることがなくなりましたが、昔は金歯を入れるのがおしゃれな時代だったそうで、笑うと金歯がズラリと眩しく輝いていました。

ああ懐かしい。


いつまでもお元気でご活躍下さい。

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