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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2012年10月27日


先日のブログにも書いた様に武道館の大会では各地からの選抜メンバーなので、大会当日にしか全員揃っての音合わせが出来ない。


しかしこの事は大きなハンディで、事前に綿密にシュミレーションしてもいざ全員が揃って合わせてみると予想と大分違う事もある。列び替えをし修正を計るがどうしても上手く行かない時もある。
大体この様に不安を抱えての出場は負けた。


合奏は大勢で弾くのでソロより簡単だと思われるふしがあるがとんでもない考え違いで、人数が多くなるほど合わせるのが難しくなる。

合奏は字の如く合わせる事が最も大事でばらつけば減点される。
すなわち一人一人の演奏速度が一緒でなければならない。
その為に指導者は常に速度を手拍子等で示しそれを一人一人の身体に染み込ませなければいけない。


そして最も大切な事は演奏前のチューニングを徹底する事!。
当たり前の事だが毎年見ていて他の会はこれが出来てない。
チューニングは基本中の基本で、一番大切な事をおろそかにしているのだから、演奏する前に既に勝負はついているのだ。


チューニングが不正確だとツボを狂って弾いてる事に成るからこれではレースを放棄しているようなもの。
残念ながら毎年そのような団体がいる。
きちんとチューニングが出来ていればもっと良く聴こえて点数が上がるのに、これは指導者の責任で怠慢としか言いようがない。
三味線の糸は実にデリケートで合わせて3分したら狂う。
藤秋会は出番ぎりぎりまで何回でも合わせる。


そしてもう一つは見映え。
出来るだけ身奇麗にする事。
棹の高さも揃える事!見映えが良ければ審査員の印象度も良くなる。


最後に勝利を重ねた大きな要因は毎年の新年会にある。
藤秋会は新年会で必ず各単会対抗の合奏コンクールを長年続けて来た。
これをやる事により事前の練習量も増え、スキルアップに繋がり団結力も増す。
言わば藤秋会は武道館に出る為の予選を毎年自前でやっているのだ。
そしてその中から優秀な者を大会メンバーとして選出する。



こうして藤秋会は20勝する事が出来た。
些かでも参考になればありがたい。

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