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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2012年10月

小鳥の声で目が覚めた。名古屋も朝晩は大分冷え込むようになって来たが秋田の朝は流石に寒い。

昨年は猛暑の影響で紅葉が全く駄目だったが、機上から山々を眺めると次第に良い色に染まって来た。
家の裏の桜もご覧の通り。
もう一段冷え込むと野山は鮮やかな錦絵に染まりそうだ。


日が短くなって4時半には薄暗くなり5時には真っ暗になった。
これから更に加速してもう少しすると4時には暗くなりまさしく秋の夜長。


故郷秋田は鍋を囲み熱燗を戴く良い季節になってきましたよ。

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我が藤秋会には色々な人がいる。
秋田藤秋会の訓江(さとえ)さんは東京出身、アメリカ留学中にご主人と知り合い、ご主人の実家のある秋田に嫁いだ。


アメリカにいただけあって勿論英語が堪能。先月の『御園座五木ひろし特別公演』の際に民謡を英語で唄って下さいと言ったら本当に唄ってしまった。



唄ったのは秋田民謡で有名な生保内節(おぼないぶし)。
訳が正しかったかは定かでないが流石アメリカ仕込み。
彼女の良いところは何でも積極的で物おじしないところ。


いつも明るく笑顔が絶えず周りを明るくする訓江さんです。

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一昨日姫路教室へ行った際に加齢臭の話になった。

加齢臭って良く聞くけど何処が臭うの?と聞いたら皆さん異口同音に耳の後ろだと言う。

ええ~?どうして耳の後ろが臭いのかと聞いたら、耳の後ろは普段あまり丁寧に洗わないから臭うのだと言う。


そう言われればあまりごしごし洗わないかも....


もしかして先生は加齢臭がするなどとご婦人の間で言われてるのだろうか?少し心配になってきました。


今日からは特別念入りに洗いましょう。

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そう言えば先日靖国神社に参拝した際に印象的だったのは神社の中にある遊就館での事。


80歳をゆうに廻ったとおぼしきご婦人がきっちりと和服に身を包み、展示品を一つ一つ食い入る様に見ていた。何となく気になって遠くから見ていたら、やがて太平洋戦争で戦死した方々の写真がかざられている場所に来たら誰かを探している様に見え、ある所で止まりハンカチで目をおおいながらそこから動こうとしない。


多分肉親の誰かを見つけたのだろう。
つい、二葉百合子の『九段の母』を思い出したが、当時はこの様な方が沢山いたかと思うと胸が締め付けられた。

今年は開戦から70周年にあたるそうだ。

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先日のブログにも書いた様に武道館の大会では各地からの選抜メンバーなので、大会当日にしか全員揃っての音合わせが出来ない。


しかしこの事は大きなハンディで、事前に綿密にシュミレーションしてもいざ全員が揃って合わせてみると予想と大分違う事もある。列び替えをし修正を計るがどうしても上手く行かない時もある。
大体この様に不安を抱えての出場は負けた。


合奏は大勢で弾くのでソロより簡単だと思われるふしがあるがとんでもない考え違いで、人数が多くなるほど合わせるのが難しくなる。

合奏は字の如く合わせる事が最も大事でばらつけば減点される。
すなわち一人一人の演奏速度が一緒でなければならない。
その為に指導者は常に速度を手拍子等で示しそれを一人一人の身体に染み込ませなければいけない。


そして最も大切な事は演奏前のチューニングを徹底する事!。
当たり前の事だが毎年見ていて他の会はこれが出来てない。
チューニングは基本中の基本で、一番大切な事をおろそかにしているのだから、演奏する前に既に勝負はついているのだ。


チューニングが不正確だとツボを狂って弾いてる事に成るからこれではレースを放棄しているようなもの。
残念ながら毎年そのような団体がいる。
きちんとチューニングが出来ていればもっと良く聴こえて点数が上がるのに、これは指導者の責任で怠慢としか言いようがない。
三味線の糸は実にデリケートで合わせて3分したら狂う。
藤秋会は出番ぎりぎりまで何回でも合わせる。


そしてもう一つは見映え。
出来るだけ身奇麗にする事。
棹の高さも揃える事!見映えが良ければ審査員の印象度も良くなる。


最後に勝利を重ねた大きな要因は毎年の新年会にある。
藤秋会は新年会で必ず各単会対抗の合奏コンクールを長年続けて来た。
これをやる事により事前の練習量も増え、スキルアップに繋がり団結力も増す。
言わば藤秋会は武道館に出る為の予選を毎年自前でやっているのだ。
そしてその中から優秀な者を大会メンバーとして選出する。



こうして藤秋会は20勝する事が出来た。
些かでも参考になればありがたい。

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今年の第52回(一般財)日本郷土民謡協会の全国大会、器楽合奏部門において我が藤秋会が通算20回目の総合優勝(大臣賞20回獲得)をした事は既にご報告済みであるが、総合優勝20回の獲得は郷民史上初となった。


これを達成するには紆余曲折があり、会員のたゆまない努力があって成し得た事。
栄えある20勝を記念してその軌跡を追ってみたい。


藤秋会が郷土民謡協会に所属したのは遡ること今から27年前の昭和60年、秋田地区連合会、秋田藤秋会として加盟した。
加盟の理由は郷土民謡協会に器楽合奏部門のコンクールがあったからである。


平成18年に藤秋会は念願の10連覇を成し遂げたがそれまでの事は以前のブログ、『藤秋会10連覇への道』で綴ってあるのでお読み戴きたい。

10連覇した事で次の年は遠慮して出場辞退。
器楽合奏コンクールに出場するのは今後3年に1回にしようと決めたが、1年休んだ事で、どうして出ないんだ?毎年楽しみにしているのにとの声を多く戴いた。

我々のような者でもその様に言って戴けるのはこの上ない喜び。
熟慮の結果、孫弟子会にも出場機会を与えようと、平成20年には訓峯会を編成が15名までのミニ合奏に、訓栄会を人数の多いミドル合奏に出場させ、ダブル優勝、良い年になった。


そしてその後も優勝を重ね、遂に今年の大会で今まで誰もが成し得なかった20勝と言う記録を達成したのだ。



勝敗にはそれぞれ必ず理由がある。
どうして勝ったのか?どうして負けたのか?
それでは藤秋会はどうして20勝出来たのか?、次回はその辺を検証してみたい。



つづく

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日本武道館の大会で印象に残った事を少し書きたい。

民謡には三味線、尺八が付きものだが、今年から三味線、尺八のソロ部門が新設された。三味線のソロコンクールは津軽三味線コンクールが各地で行われているので珍しくはないが、民謡の尺八コンクールは初めてのはず。


いつも聴いてる尺八だが、尺八ってこんなに良い物だと心から感銘を受けた。

中でも日頃から良い音を出す方だと思っていた、多摩地区連合会代表の『外山玉風』さんの、ひえつき節と、北海道連合会代表の『佐藤鴎雅』さん奏でる江差追分は聴きごたえがあった。

外山さんのアレンジされた、ひえつき節も素晴らしかったが、佐藤さんの歌うようで実に滑らかな演奏は甲乙付けがたい。


案の定、同点になって決勝戦。
さあ、どちらだろうと場内は水を打った様に静まり返り一切の雑音無し。

決勝戦もどちらも譲らず、観客の目が一斉に電光掲示板に注がれたが、オオ~と言うどよめきと同時に割れんばかりの拍手。

結果は民謡の王様、江差追分を吹ききり客席を魅了した、佐藤鴎雅さんに軍配が上がった。


そして印象深かったのは、先に演奏して舞台下で佐藤さんの演奏を聴いていた外山さんが、一言、上手い!と口にした事。
一流はきちんと相手を認める。
そんなフェアーな態度がとても嬉しく感じました。


来年のこのコーナーが今から楽しみです。

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今年の武道館の大会、毎年審査をさせて戴き思う事は、この種のコンクールは自分の出演順番が点数に大きく左右する。


順番は本部で厳正に抽選をしているだろうから、自分ではどうしようもない事だが願わくば後ほど有利な事は間違いない。
理屈では前でも後でも上手い人が優勝しなければならないが、レースなどと違って到着順でなく耳で聴いて判断するコンクールは、同じレベルであれば後ほど良い点数が出る事は傾向として間違いがないし、ほとんどの審査員も同じ見解だ。


それと自分の一人前の人の点数にも影響を受けやすい。
自分が物凄く優秀な場合、その直前の人の技術が低い方が自分により高い点数が出やすいし、技術の高い人の後に低い人が出ると高い人のが耳に残るので思ったより落ちにくい傾向にある様だ。



この事を踏まえて審査する場合は同じレベルの人に何点付けたかを小まめにチェックしながら採点する必要がある。
ただこれはあくまでも傾向であって、必ずこの様になるとは限らないので誤解のない様に願いたい。
いずれにしても出る順番は後の方が有利なのは間違いない事実の様だ。


何でもそうだが勝敗は実力だけでは勝てず、プラス、運の良い人に転がり込む。
しかし折角運が廻って来てもそれを掴む力を常に備えてなければ運は逃げてしまう。


やはり、日々精進する事が勝利への一番近道なのかも知れない。

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52回を数える(一般財)日本郷土民謡協会の日本武道館での大会も無事に終了し、大きな目標を達成出来た事で安心感からか昨日はぐったりしてた。


結果はブログでお知らせした通りだが、出場者63人の内訳は北から秋田、東京、神奈川、富山、愛知、岐阜、三重、兵庫、鹿児島の9地区からの選抜メンバーで構成。

毎年そうだがこのメンバーで合わせたのは本番当日だけである。
地域がばらばらの為、費用がかかり事前に集まって練習する事は出来ない。
今までも同じパターンで過去一度も出場メンバーで事前に集まって練習した事は無い。


そんな厳しい状況の中で20回総合優勝出来た。
それを言っても最初はええ~嘘でしょう?と皆さん口を揃えて言ってくれるが、本当の話。


これが藤秋会なのだ!。


しかしここまで来るには当然ながら、決して平坦な道のりではなかった。
人様の目に触れると言う事は見映えを良くしなくてはならない。
見映えが良く見えると座った瞬間、まだ演奏する前なのにお客様に好感をもたれる。

コンクールであれば審査員にも好印象を持たれ、スタート時点で一歩前に進みアドバンテージを戴く事が出来るのだ。
我が藤秋会はこの事を徹底してやらせる。


しかしながらこの事はまず技術がある程度しっかり出来て来ないと、中々そこまで辿り着かない。
今回の大会では皆さんが舞台に列んだ時点で、服装、女性の頭もスタイリストを付け同じ形に作りあげるので非常に綺麗に見え、おっ!こいつらはやりそうだなと言う期待感を持たせる。

更に人数が多いので演奏に迫力があり、手の動きは機械的に揃える事により視力からの感動が増す。

『音は目で聴く!』これが大事だ。

結果皆さんに良い評価を戴けたのだ。


藤秋会が現在の様な形に出来たのは9年前からの五木ひろし劇場公演に出させて戴いた事が大きい。
技術は勿論だが、お客様にいかに綺麗に見せるかを毎回追求し、一歩一歩上を目指して来た。

そんな意味では、五木さんと劇場、特に御園座に感謝です。



次の目標は来年の5月5日の定期公演『藤秋会夢舞台2013』!


『感動集団』を目指し藤秋会の新たなる挑戦が始まる!


(下の写真は当日の練習、武道館の外で)

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日本武道館の大会が無事に終了致しました。昨日は総師範、訓音(さとね)がヤングの部門で秋田荷方節を唄って4位と健闘。

越中おわら節で各地区連合会の優勝者で競う、内閣総理大臣賞争奪グランプリ部門に出場した、富山、訓芳(さとよし)門弟の芳廣(よしひろ)は良い唄だったが、何しろ他が上手過ぎた。


しかしながら全国33地区優勝者の中に入って後ろに11人も退けたのは大健闘と褒めてあげたい。
我が中日本地区連合会は全国唯一、藤秋会だけで作っている連合会なので、予選会をやる必要性がなく、師匠である私の指名で出場させている。
元々良い素質を持っているので磨けば光る。今後に期待したい。



さて、過去最高の人数63名で出場した本命の器楽合奏は、師匠の私が言うのも何だが、素晴らしい演奏をした。
これについては後日詳しく述べたいが、会場で観戦していて演奏が終わったら、役員や各先生方が私を見付け、口々に素晴らしかった!と褒めて戴いた。

人を褒める場合はお世辞なのか、本当に褒めているかは解る。


結果は二位に11.9の大差をつけて圧勝!
グランプリ部門でも優勝と二位では0.3しか差が無い事を見ればこの差がいかに離れているかお解り戴けるはず。
後で精査して見るが私の記憶が正しければ、今大会で一位と二位でこれだけ点数が離れたのは器楽合奏部門のはずである。


平成9年から18年まで10連覇、1年休んで5連覇。

今回戴いたのは経済産業大臣賞。
今回で20回目の大臣賞獲得となり、目標を達成出来、ひとつの区切りが出来た。



今日まで頑張ってくれた会員と、支えてくれたその家族に心から感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。

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