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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2012年05月02日
めでためでたの若松様よ。

枝も栄えて葉もしげる。


この歌詞は様々な民謡の祝い唄に使われているが富山県民謡の『福光めでた』もそのひとつ。
曲の出だしが何ともマイナーで怪しげな雰囲気、えっ?何が始まるの?と思うような不思議な曲だが最近全国大会でもちょくちょく耳にする。



先日高山で行われた訓成会免許授与式の宴会の席で祝舞いとして披露されたのがこの曲だった。
そして高山の宴会で必ず出るのが『めでた』で、呑み始めてから10分から20分位だろうか?






おもむろに代表者がセンターに出て、

それではただ今からめでたを唄いますのでご唱和願います。

とか言って唄いだすと後に続いて皆さん一斉に唄う。
実は飛騨地方ではこのめでたが出てからは無礼講になるそうで、めでたはその合図みたいなものらしい。



全国歩いても他では経験がないので飛騨地方独特のものと考えられるが、酒を呑むにもただやたらに呑むのではなく、きちんとしたしきたりがあるのは素晴らしい文化だ。



福光は東海北陸自動車道の岐阜白川郷から長い長いトンネルを出た富山県側の街で昔から飛騨地方との交流が考えられるが、一説によるとこの唄は元々能登の唄で輪島塗りの材料を取りに飛騨に通った木こりが唄い継いだのだとか。
そう考えると能登~福光~高山が結び付く。ちなみに長く富山県に通っているが富山の宴会でこの儀式は経験が無い。



今度めでたを唄える宴会はいつだろうか?
今から楽しみだ。


(写真は福光めでたを舞ってくれた中田真理さんと、めでたの先導役、訓成会、成明)

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