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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式サイト 2012年04月02日
29日、北京から北西に200キロ離れた世界遺産でその昔皇帝の夏の離宮があった『避暑山荘』がある河北省、承徳市を訪れた。


三年前に来た時は高速道路が全線開通してなく随分と時間がかかったが現在は北京市内から二時間半ほどで行く事が出来る。
市内に入ったら中心部を流れる川が凍っているが外はそんなに寒くない。
おかしいなと思ったら昼夜の寒暖の差が大きく夜は-4度、昼は14度。
なるほど川も凍る訳だ。



打ち合わせのレストランに着いたら承徳市人民政府の『高俊虎』秘書長はじめ、文化局の要人がずらりと円卓を囲んでお待ちかね。
昼の12時だと言うのに入れ代わり立ち代わり白酒で乾杯乾杯。
この歓迎の仕方は都市部よりも地方の方が強烈!!
しかも皆さん勤務中の公務員だ。



散々酒盛りをしたあげく今から会議だと平然として立ち去る。
こんな事は日本では有り得ない。
ほろ酔い加減で我々は公演会場の下見。
前日の北京の会場と違いこちらは近代的で舞台も広く客席が1100人収容の立派なホール。集客も全てこちらでしてくれると言う。



暫くホテルで休憩してから、このホールを運営している承徳市商工会議所副会頭の『王貴玉氏』が夕食に招待してくれた。
訪問する度に思うが中国では遠くから来たお客を非常に大切にしてくれる。
会う回数が増えるほど歓待の度合いが増し乾杯の嵐。



中国とはそんな国だ。(上から承徳大劇院、夜の歓迎会、商工会議所副会頭、王貴玉氏と)




つづく

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テーマ:津軽三味線
ジャンル:音楽