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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2011年10月13日



旅行二日目の八日、釣魚台国賓館のモーニングコールは4時半。
時差が1時間あるので日本時間では5時半に起床。
滅多に来れないところなのでもう少しゆっくりしたかったが、フライトが7時20分なので仕方がない。
余談だが11日に北京を訪問したロシアのプーチン首相も我々と同じ17号棟に宿泊したと言うからここに泊まれる意味は計り知れない。



空港に向かいCA1287便、敦煌行きへ搭乗、機内は満席だ。
北京から敦煌までは直線では2500キロほどだが、途中には軍事施設が多いため迂回しながら飛行、3時間以上かかる。
機内食を戴き一眠りしてふと窓の下に目をやると、行けども行けども広大な不毛の砂漠で何にも無い。



10年ほど前モスクワに行ったが、永遠と続くシベリア平原もこんな感じでふとその時の光景を思い出した。
飛行高度が高いのではっきりわからなかったが、到着1時間ほど前に無数の風力発電らしき物を発見!
それも半端では無い数が規則正しく並んでいる。
後で敦煌のガイドに聞いたら何とその数は2000。
近い将来25000にしその発電力は中国に建設中の世界最大の『三侠ダム』の発電量の二倍になると言うから圧巻!只々そのスケールに驚く。



到着20分前のアナウンスが流れるが外の景色は全く変わらず砂漠で、一体何処に敦煌の街が有るのだろと思っていたら到着数分前に突然街らしき物が現れてあっと言う間に着陸。この街が砂漠の中に有るオアシスであることを改めて認識する。



外は意外とサラっとしていて気温25度と快適。
二日間泊まる敦煌賓館にチェックイン後、市内の農家園にて昼食。歓迎してくれたのはご覧の民俗音楽隊。

『四季の唄』と『北国の春』を演奏してくれたが、何と三味線とそっくりの楽器をおじさんが演奏していて、この辺からも三味線が中国から伝えられた事が頷ける。




食後、世界遺産『漠高窟』へと向かう。
敦煌はシルクロードの中継地、色々な物がこの地方に入って来たがその代表的なのが仏教。
漠高窟とは仏教寺院で492もの洞窟が有り、その中には貴重な仏像や壁画が数多く残され当時の生活様式なども克明に描かれていて大変興味深い。
シルクロード沿線にはこの様な洞窟が何箇所も有り当時仏教が広く伝えられた事がわかる。



漠高窟を後に今度は近くに有る砂漠、鳴砂山(めいさざん)、月牙泉(げっかせん)を見学。
一帯がパウダースノーの砂山で歩くとぬかるんで歩きにくい。
その昔月明かりでシルクロードをラクダで往来したキャラバン隊が脳裏に浮かんで来た。





昔動物園でラクダを一回だけ見た事があったが、実物はその大きさに似合わず意外と大人しく、頭を撫でてやると気持ち良さそうにしている。
滅多に無い機会なのでラクダに乗せて貰ったが、結構な高さで景色も良く乗り心地も悪くない。
気分はさながらシルクロード商人。
貴重な体験をさせて戴いた。



ホテルに帰り夜は敦煌市人民政府、王副市長と地元財界人を交えての懇親会。
中国人は面子を第一に重んじる国民なので、訪ねて来た人は丁重に持て成す。
一回会えば朋友(ぽんゆう)二回会えば老朋友(ろうぽんゆう、古い友人)として大事にしてくれる。



そして中国と言えば必ず宴席に出ているのが白酒(ぱいちゅう)。白酒とはコウリャンを原料とし度数が強くこの日の酒は46度、挨拶代わりに必ず小さい杯で乾杯するがこれが非常にきつく五臓六腑にじわっと染み渡る感じが何とも言えない。
乾杯とは字の如く杯をほす事であり一気飲みだが、永遠とこれをやられると流石にきつい。



因みに中国では酒を飲めない人は出世出来ないと言われている。
何故なら人間素面だと中々正体がわからないが、酒を酌み交わす事でつい本音が出る。
お互い正体を見抜いた上でそれからが商談となる。
酒の弱い人はまんまと相手のペースにはまり思うツボと言う事らしい。



なるほど理に叶った話だが、私なんかは常に正体を表しているので中国へ行ったらもしかして成功するかも知れない。




話は多少それたがこうして初日、敦煌の夜は更けて行きました。



つづく

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