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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2011年10月08日
秋田民謡が全国的に有名なのは周知の事実だが、その中で異色なのが秋田県の北部に位置する鹿角地方(かづの)に唄い継がれた鹿角民謡。


鹿角地方は秋田県と岩手県の県境に位置し元々藩政時代は南部藩に属していた。
従って文化も秋田とは大分違うし、唄われてる民謡も独特である。


廃藩置県により秋田県に組み込まれた事で岩手県内ではあまり唄われず、秋田県内でも唄われない孤立した状態にあった。



その事を心配した現秋田県民謡協会の民謡教授で鹿角市出身の佐藤祐幸(ゆうこう)さんが力を入れ、次第に県内に浸透、知名度も大分上がって来た。
今回の秋田民謡全国大会の初日終了後に行われた交流会の取りに唄われた曲は鹿角民謡の『鹿角お山こ』と言う曲。
踊りも付けて皆さんで輪踊りをしたが、この曲は佐藤さんが全国に広めた曲、彼の満足げな顔が目に浮かぶ。



この時唄った方が地元鹿角市で頑張っている『湯沢栄幸』さん。
訓音と一緒に三味線を弾いた方が息子さんの『湯沢栄喜』さん。
私は湯沢さんを30年ほど前から存じ上げていて以前藤秋会の発表会にもおいで戴いた事がある。



息子さんが三人いて、三人共唄うし楽器も達者で見ていて大変ほほえましく頼もしい。
今回の決勝にはお父さんが『鹿角長持ち唄』、栄喜さんが『鹿角牛方節』でエントリー、どちらも決勝に残った。



鹿角民謡は代表的な物が10曲ほどあると言うが音程の上がり下がりが激しく中々難しい唄が多い。
しかしながらじっくり聴くと味わいがありとても良い唄、是非秋田民謡として全国に拡がる様に願いたいものだ。

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