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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2011年07月20日
人を感動させるには芝居でも音楽でもスポーツでも、全てドラマチックでなければならないと常日頃思っているが、今回のなでしこジャパンの試合は、これ以上のドラマはないだろうと思うくらいに最高の仕上がり。




多分、誰もが最高に感動するサッカーの試合を描けと言われたらあれ以上のものは描けないだろう。
同じ勝利のシーンを描くにも、世界一のアメリカに普通に勝つのでは感動の度合いが違う。
今まで一度も勝った事のない世界一のアメリカ相手なのだから、観る方は当然ながら勝って欲しい願望はあっても簡単ではないと誰もが思っている。
いわば最初のアメリカの得点は予定通り。
ああ~やっぱりなあと思わせる。



次にどんなシーンを期待するかと言えば、当然日本が追い付いてくれるシーン。
しかも後半の残り少ない時間に点を入れた事で、諦めかけていたサポーターを一気に盛り上げ、もしかして?と期待を持たせて延長戦と言う第二幕へ。




延長戦前半でのポイントは、15分の終了1分前にアメリカが2点目を取った事。
これで日本のサポーターはかなり落ち込み敗戦を予感させる。
そして、もう一度盛り上げるには同点にする事だが、その時間帯がほとんどが諦めかけていた後半終了3分前。
澤の神憑りなゴールで同点。
この間際の時間帯で追い付いたのが更なる盛り上がりを作る。



あと3分経過すれば2ー2のドローでPkの舞台を想像させる。
これでも充分期待通りなのにその後の状況が最高!更なるドラマを描く。
折角追い付いたのに何と岩清水がファールをしてレッドカードでフリーキックを与えた絶体絶命のシーン。
これを入れられたら完全に終わりで最大の山場、観るものをこれほどハラハラドキドキさせる設定はない。
入れられたら終わってしまうところを守りきって劇的なPk戦へ。




そして駄目押し第三幕Pkシーン。
もうここまできたのだから仮に負けてもその頑張りが讃えられる事が約束されるシーンで、キーパー海掘がアメリカの一人目をナイスセーブ。
日本が入れて、次のアメリカが外して、三人目のアメリカが止められ勝ちを確信。
留めは20歳の熊谷が期待通りに決めてジエンド。
これにて一巻の終わり。



これ以上のドラマがあるだろうか。
これは史上最高傑作、世界中が称賛する最高のドラマなのだ。
私の個人的な希望としてはこの感動を是非映画化して戴きたい。
そして世界中にこの感動を再現して戴きたい。



なでしこジャパン、夢をありがとう。

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