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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2010年11月18日


御園座の11月公演は前川清&藤山直美。


戦後から数年後を想定した人情芝居で、元気一杯の藤山さんと対照的にボケ役の前川さんの演技が絶妙で面白い。


そしていつも感心するのが、大道具のリアルさや細かな所の配慮、それに効果音の使い方。
芝居だが現実にいかに近く見せるかが舞台美術の見せ所。
ごまかしの無いところがお客を納得させる。


最近映画が持て囃されているが、やっぱり劇場は映画とは違い生なので、役者の息遣いや真剣さが伝わって来て客席との一体感がある所が良い。
今回の様な芝居はお金を払う価値がある。


二部はほとんどが前川さんの一人舞台の歌謡ショーだったが、前川さんのお客の求める握手に嫌な顔一つせず、むしろ自分から積極的にひざまづき握手をする姿は、彼の人となりを垣間見た様な気がして非常に好感が持てた。
多分苦労した人だからお客を大切にするのだろう。


劇場は娯楽の多様化で何処も中々苦戦している様だが、こんな芝居だったらまた観たい。

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