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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2010年10月04日
第二回秋田民謡全国大会が無事終了。
二日間の白熱した戦いは、さすが『民謡王国秋田』が健在で有る事を証明するには充分過ぎる大会であった。


唄部門30人で競われた決勝は、まだ17歳の高校生、『冨岡沙樹』(とみおかさき)さんが、秋田長持ち唄を熱唱して優勝!
将来が期待される大型新人の姿に、会場の観客も目を細めていた。


さて、注目を集めた荷方節三味線コンクール。
秋田県が生んだ名人位、故浅野梅若(あさのうめわか)師匠が作った名曲、秋田荷方節(あきたにかたぶし)部門に出場した総師範三人は大健闘!

訓栄が二位と同点ながら、審査規定により三位と頑張った。
優勝した方が我々も良く知る、浅野梅若師匠宅で10年に渡り内弟子生活をした、名古屋在住の浅野美和子さん。この方と訓栄の点数は僅か0.9の僅差。
惜しまれるところだが、審査員6人の中で二人が一位の点数を付けた。

特に、二代目、浅野梅若先生が一位を付けた事は、訓栄の今後の大きな自信になった筈だし、後で会場にいた複数の三味線奏者に聞いても、訓栄に軍配を上げる人が多かった事で納得。
来年は僅差では無く、ぶっちぎりでの優勝を期待したい。

訓成、訓音も良い演奏をしたが、一歩入賞に届かず。
訓成は演奏は充分に評価出来るものだったが、必ず入れなければ成らないフレーズを外してしまい、残念!
そのミスがなければ、間違いなく上位入賞していた。

惜しまれるのは訓音。二番目で演奏、多少強すぎたが全体としての演奏は大きなミスも無く、私の採点では全体の8位。
隣の審査員が基準点を勘違いして、途中まで基準より低い点数を付けてしまった。

集計していた、集計係がその事に気づき、飛んで来て、その審査員に基準点以下の二名を修正させたが、既にそれ以前に演奏を終わっていた訓音ほか数名は、基準点よりも高い点数が付いていたので、気が付かなかったと思われる。

現に、後で6人の審査員の訓音に対する点数を見るとほとんどが一緒で、その審査員だけが、5点程低く付けている。
仮にその5点をプラスされたとすれば、訓音は私の予想通り、7位か8位には入っていた事に成る。

人間だから勘違いや間違いは当然有るが、集計サイドがその辺を気づいて、修正した二名以前の分の確認をする必要があったのではないかと惜しまれる。
まあ、色々な問題は有るが、関係者も一生懸命やった結果だ。
しっかりと総括をして次回に活かして戴きたい。


何よりも三人が秋田に来た事を心から喜んでくれた事が私にとっては一番嬉しい事だ。
また、来年に向けて頑張ろう!




おわり

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テーマ:津軽三味線
ジャンル:音楽