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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2010年06月11日

世の中には色々な分野に凄い人はいるだろうが、この人は最近最も私にインパクトを与えた人だ。

そう、30周年記念公演で、ゲスト出演頂いたゴスペル、アノインテッド、マス、クワイヤーの奥村信彦代表。

最初に打ち合わせでお会いした時、大変失礼ながら正直、気難しそうで苦手なタイプ
しかしながら、回を重ねる事に味が出て来てまるでスルメのよう(失礼)

彼の舞台に対する情熱、真面目さ、その取り組み方は、遥かに私を超えていて、何と無く五木ひろしさんとダブって見えた。
奇しくも年齢もご一緒とか。

さて、この方が凄いと実感したのは、リハーサルの日のメンバーに対する的確な指示。
特に素晴らしいのは、その並びかた。
写真を見てそれがいかに凄いかはっきり解った。

絵面の重要性を常にうるさく言って来た私だが、藤秋会が30年かかってやっとあそこまで出来たのをいとも簡単に、しかも短時間でやってしまう。

思うに、メンバーにその重要性を徹底的に叩きこまなければあそこまで出来ない筈だ。
メンバーのマナーも素晴らしく、まさしくあれは、奥村マジック。人間、同じ匂いのする人とは気が合う。

練習の時間にたとえ5分でも遅れて来ようものなら、アウトでその日の練習には参加させず帰すとか。
そんな厳しさがあれだけお客様を魅了させる舞台を作り上げるのだろう。



上には上がいるものだ。
もっと学ばなければいけない。

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青島のホテルにチェックインし、荷物を置いてすぐに外のレストランへと向かう。

ガイドと日本舞踊の先生も警察の被害証明書が、土曜日の為に出せないとの事で、途中の駅までタクシーを使いそこから列車に飛び乗り、食事時間にやや遅れて到着。

ここで、バックは現金を抜かれ、ばらばらの状態で頂上付近の草むらに有ったとの事。
そのバックの中には二年前に亡くなった、ご主人の写真が入っていたそうで、なるほど、ご主人がパスポートを護ってくれたんだと一同感心。
その泥棒は、パスポートを置いて行ってくれ、本当に良い泥棒だねなどと冗談も出て、楽しい晩餐と成りました。

食事を済ませホテルに帰り、ガイドの会社の上司が謝罪に訪れ、丁重にお詫び、盗られた現金はガイドの失態なので全額ガイドに弁済させると言う。

結構な額だったので、中国の価値から言ったら余りにも高額、年収の一年分にも成るのを失態とは言え、全額負担させるのはどうだろかとの話が出て、相談の結果、預けた本人も現金とパスポートを観光地で預けたのは、まずかったとの事も有り、半分を負担、残りを皆さんでカンパする事で決定。

上司はそれでは余りにも申し訳無いと固辞したが、そのガイドが非常に良くやってくれた事を説明、何とか納得して頂いた。

その旨ガイドに伝えると感動で目を真っ赤にしていて、気持ちは有り難いが自分が悪いので全額負担すると言う。
話し合いの結果、ガイドの気持ちをくみ、一部をガイドにも負担して貰う事で一件落着。

慌ただしい一日だったが、最後は心温まる結果になり皆さん納得。この事でメンバーの絆が強く結ばれ、人の優しさを垣間見た忘れられない思い出に成りました。


つづく

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