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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2010年05月19日
ルリカケスでの涙を拭く時間を作ってあげようと、司会の渡辺寛尚さんが、少しの間客電を暗くしてくれる様、いきな計らい。

二代目石川久美子社中の躍動感溢れる津軽小原節の手踊りに続き、対照的な大ちゃんの妖艶な舞いでめりはりをつける。

そしていよいよ終盤に差し掛かり、今公演の最大の目玉、津軽あいや節。
このシーンは三味線220人、箏30面、ゴスペル150人、民謡歌手、鳴り物、総勢408人が出演する、空前絶後の一大スペクタクル。

あいや節をゴスペルが歌う、しかも英語で、そんな話をした時、皆さんの反応は一様にええー??だった。
でも私はこれをやろうと決めた時から、絶対出来ると言う確信めいたものが有った。

人間、固定観念に捕われるとそれ以上の進歩も発展も無い。
一見奇抜だと思われる事が、やって見たら思いもかけない結果をもたらす事はしょっちゅう有る事だ。

結果は想像を遥かに、遥かに、遥かに超えて大満足。
民謡の新たな可能性を確認出来た、歴史に残るシーンに成った事は間違いない。

そして終盤、駄目押しで欠かせないのが、この人達、和太鼓集団『志多ら』のメンバー。
その卓越した素晴らしい技術は見る者を感動の極地へと導き、称賛の言葉が見付からない。
客席は何かに取り付かれた様に歓喜している。
その様子は奈落で、トリの舞台を待つ我々には充分過ぎる程伝わってきたのである。


つづく

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テーマ:津軽三味線
ジャンル:音楽