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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2009年10月19日
第49回郷土民謡民舞全国大会が終わった。
今年は(財)日本民謡協会と日程が重ならない関係で、例年より観客の入りが良い。
さすがに地区連合会の予選を勝ち抜いて来ただけあって、上手い人が多い。

が、何と言っても群を抜いているのが東北勢だ。
中でも秋田と岩手は断トツ。
理由は色々有ろうが、まず、良い唄が多いし、きちんとした指導者が多い事。
それに共に、一位で無ければ絶対認めないし、評価されない。

二位も、びりも評価は同じ、 だから皆一位に成る為に必死で頑張るのだ。
東京では入賞したらお祝いなどをするらしいが、秋田では考えられない。

どうだった?と聞かれて、普通、二位だったら、お蔭様で二位だったのよ、と言いたい所だが、うん、『今回はダメだったよ』と言うのだ。
何とも厳しい話だが、これで藤秋会も何度も優勝することが出来たのだ。

グランプリ部門で見事に内閣総理大臣賞を射止めたのは、秋田地区連合会代表、秋田馬子唄を唄った『須田政博』さん。
彼は見るからに実直真面目な方で、その唄声は、実に丁寧で、何とも言えない味が有る唄だ。
特に今日の決勝の唄は素晴らしかった。

点数が出た瞬間、同じ秋田なので、自分の事の様に嬉しく、思わずじーんと来てしまって目から汗が出て来た。
下手の司会席を見ると家内もハンカチで目を押さえていた。
やっぱり苦労して達成した物は人に感動を与える。
簡単に出来る物は人の心を動かさないのだ。グランプリ部門で優勝する事は至難の技、コンクールは後に成る程点数が上がりやすい傾向にあるので、余り出番が早いと幾ら上手く唄っても、同じレベルの人が後から出ると、逆転されやすい。

また、自分の前の人のレベルによっても点数が影響する。
勝負は時の運と良く言うが、実力+運を味方に付ける事により勝利が近づいて来るのだ。
何れにしろ、絶え間無い努力をして優勝した須田さんに、心から拍手を贈りたい。

因みに我が藤秋会、中日本地区連合会代表の訓晃さんは大健闘。32地区連合会の優勝者の中で、菅笠節を唄い、堂々の10位だ。
健闘を心から讃えます

感動をありがとう。
そして、皆さん本当にお疲れ様でした。

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