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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ 2009年09月23日
連日山田先生のご指導の甲斐が有って、何とか唄に合う様に成って来た。

津軽民謡は同じ曲でも唄い手によって全く違う。

極端に言えば同じ曲を100人歌えば100人が皆違うのだ。

普通は有り得ない事だが、これが許されるのが津軽民謡で有り、面白い所だ。

ただし、唄う方は良いかも知れないが、伴奏者はたまったもんではない。

一人一人、長さが違うし、節も全く違う。
同じ曲乍、全然違う曲を聞いているようなのである。

また、唄い手によっては同じ曲でも毎回違う様に唄う。
まさしく伴奏者泣かせ。
俺は一体どっちに行けば良いんだ?と言った感じで訳が解らなく成ってしまい、頭がパニックになるのだ。

ところが慣れて来てコツを掴むと、これが面白い。

次にどの様な節を使うか、唄い手と、駆け引きをして、見事的中した時の、達成感はまさにこれ以上の快感は無い。

勉強を重ねて行きコツを掴めばどの様に唄われても伴奏出来る様に成るが、そこまで行くのが至難の技、茨の道の連続なのだ。

最近の津軽三味線ブームは、誠に結構な事だが、曲弾きばかりで唄付けを全くやらない。
本当の津軽三味線の醍醐味はこの、唄付けなので有りこれを知らないのは可哀相だ。

しかし残念な事に、今の若い唄い手は、余りにも簡単に唄い過ぎて、この様な体験をしたくても、唄ってくれる人がいないのは、寂しい。

それだけ津軽民謡は難しいと言う事だろう。山田先生のお供で、仕事に行く日が段々近く成って来た。

今日も夜が更ける

つづく

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