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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ ★九州初!藤秋会「鹿児島公演」
鹿児島公演から三週間が過ぎたが、地元ではまだその余韻が覚めないそう。
終演の曲『津軽の響き』で多くの方々が眼を真っ赤にし、自然に涙が溢れてきて止まらなかったと言っていたと聞いた。



この話は毎回の公演で聞くが涙の訳はいったい何だろうか?
涙にも色々ある。
感動の涙、嬉し涙、悲しい涙、悔し涙。



津軽三味線はどこか物哀しい。
厳しい風土、ただ生きる為に苛酷な中を懸命に門付けをして歩いた哀しさ。
虐げられた悔しさ。
今は亡き最後の門付け芸人、名人『高橋竹山』は北海道門付けのおり、寒さと空腹で倒れそうになり朝鮮人のくれた握り飯に涙し、生涯感謝を忘れる事はなかったと言う。



全てが凝縮されたドラマチックな音楽からしか流れない涙がきっとそこにあるのだろう。津軽三味線とはそんな不思議な魅力溢れる音楽なんだね。


うますぎる。
とにかくうますぎる。

えっ?何が?


そう、今回藤秋会鹿児島公演にゲスト出演して戴いた小学生ジャズバンド『リトルチェリーズ』
一番小さい子はまだ二年生だと言う。
トランペットを吹いていたが、あんまり小さいので、大変失礼ながら本当に吹いているのだろうか?と傍に寄りしばらく聴いていたが、ちゃんと吹いているし音もしっかりしている。
こっそりいつから始めたかと聞いたら一年生からだというからまだ一年。
小さい子供がわずか一年でここまでやるとは驚きを通り超している。



ソロパートも音程がしっかりしていて、難しくて中々使いたくない高音も綺麗に出している。
目をつぶって聴いたら、これが小学生だと答える人は一億人に聞いても一人もいないに違いない。
大人でもここまでのレベルにするにはかなり練習しないと難しい。




それもそのはず、リトルチェリーズはジャズコンクール九州大会では5回連続優勝。全日本大会には7回出場しそのうち6回日本一の証であるグッドサウンド賞や金賞を受賞してきた実力派。
また6回にわたる海外公演では『世界で8番目の不思議』とメディアから絶賛されたという。


小学生の子供達をここまでのレベルにするには指導者。
厳しくも的確でユニークな指導で定評ある『大西隆』先生の力が大きい。




必ずまたゲストに迎えたいグループです。


今回の藤秋会鹿児島公演で皆さんの宿泊ホテルが、鹿児島を代表する国際観光ホテル『鹿児島サンロイヤルホテル』



錦江湾を間に挟み桜島を目の前に見るロケーション抜群のホテル。仕事柄全国各地の色々なホテルに泊まる機会があるが、ここの接客は最高級だと思う。



サービス業とは何かとの基本をしっかり出来ているホテル。
従業員が上も下もなく、積極的にお客様に接し心地良く滞在して貰おうと懸命な姿勢が素晴らしい。
全てお客様目線でしかもいやみが無い。



宴会料理の内容も朝食も品数が豊富で良い。また泊まりたいホテルはと聞かれたら迷わずこのホテルの名前をあげたい。




鹿児島サンロイヤルホテル

〒890-8581
鹿児島市与次郎1丁目8番10号


TEL099-253-2020
FAx099-255-0186

公演が終わりホテル、サンロイヤルでの打ち上げは最高に楽しい打ち上げになった。
酒の味が毎日呑む酒よりも数倍も美味く感じる。


訓皇の計らいで地元民謡人の踊りがあり、会場のみんなで鹿児島おはら節を踊って大満足。
二次会のカラオケも盛り上がり、三次会が終わって床についたのが2時過ぎ。



沢山呑んだわりには次の朝はすがすがしい朝を迎える事が出来た。鹿児島の会員には朝から電話が鳴りっぱなし。
無謀と言われた5000円のチケットは終わってみれば5000円では安かったとの話。



大変な思いもしたが、来てくれたお客様には結果的に民謡に対する評価を変える事が出来た。
地元ではケーブルテレビでも放映され益々その評価が高まっているとか。



藤秋会は一丸となりまたひとつ夢を叶えた。また頑張れる。
次のステージを目指して。



おわり

リトルチェリーズの興奮冷めやらぬ中いよいよ大詰め。
昨年の30周年記念公演で407名、そのスケールの大きさで絶賛された津軽あいや節。
この場面は今回90名の三味線と3名のゲスト歌手、志多らの太鼓で総勢97名。
昨年と人数では比較に成らないが、初めて見る人にはアピール充分、良く揃っていて評価は高い。



つづく和太鼓集団、志多らの演奏(煮渕)は何度見ても素晴らしい。
特に綾ちゃんの締め太鼓と田吾作隆一の太鼓は絶賛!
1月の川中美幸御園座公演の際もお客様は勿論、多くの劇場関係者、制作会社プロデューサーから高い評価を受けた。
当然ながら客席のボルテージは最高潮!



そのままラスト曲『津軽の響き』が終わった段階でもお客様が席を立たない。
カーテンコールでは、惜しみない拍手が我々の努力を心から優しく労ってくれました。



毎回公演の準備には長い時間と莫大なエネルギーが必要なので大変な事もありますが、この終演の時の達成感、満足感が、よし!この次はもっともっと良いもの、お客様に喜んで戴ける物をつくりたい衝動にさせるのです。



今度はどんな公演になるのか?
私の心の中にはもう次の公演の絵が描かれています。
舞台に向ける客席からの熱い眼差しをこの目に焼き付けて、必ず満足して戴く物を創りあげます。



つづく

わずか20分の休憩なので会員は楽屋に戻らず列び替えと調絃に追われる。
二部はゲストの曲を織り交ぜ大合奏が4曲。
曲間があるので、そう慌てる事がなく気分的に一部よりは余裕がある。


『ザ津軽』から始まり桂卓のコミカルな踊り、そしてゲスト陣の唄と続き、自分でも大変気に入ってる合奏曲『寿楽、絃奏津軽』。
この曲には地元のタップダンサー、TAKAMARUの踊りを付けた。
続いて台湾出身で地元の人気歌手、翠明のコーナーから藤秋会プロ集団IWAKIのコーナー。
ここでも割れんばかりの大歓声!
鹿児島は熱い。



続くゲスト、小学生のジャズバンド、鹿児島では知らない人がいないほど有名なリトルチェリーズの舞台。
事前に転換曲に選んだのがグレンミラーの演奏したジャズの定番、イン、ザ、ムード。
たまたまリトルチェリーズが一曲目に演奏した曲が同じイン、ザ、ムード。
楽屋で着替ながらモニターで聴いていたが、何とグレンミラーと遜色無い。




一体この子供達はどうなってるんだ???
このレベルは驚きを通り超して言葉が見つからない。
凄い、凄い、とにかく凄い!
そしていよいよ藤秋会の十八番、あいや節から最後のシーンに入る。
時間は順調だ。




つづく

音出しと同時に舞台に明かりが入ったら、大きなどよめきと歓声が聞こえ、掴みはOK。



和太鼓集団、志多ら、横川裕子、中村仁美、水野詩都子の若さ溢れる歌声が明るく華やかで、100人の津軽三味線のダイナミックさに花を添え、お客様も身を乗り出して観ている人もいる。


九州初、100名の津軽三味線大合奏は予想以上の反響で良い滑り出し。
前半の一部は姫路公演以来5年ぶりとなる、津軽三味線の始祖『仁太坊物語』
東北を代表する名調子『渡邉寛尚』のナレーションと映像に津軽、秋田、北海道の名曲を綴る70分のコーナー。



短い時間で曲事の列び、調絃を変えて行くのでかなり転換が忙しい。
4曲目のよされ節までは順調。
1番の難関は次の合奏シーンである『三下がりメドレー』。
よされ節の二上がりから三下がりに調絃をするが、演奏者の人数が多く調絃もデリケートな三下がり。
しっかり調絃しないと聴きづらい演奏になってしまう。



幕前では、(財)日本郷土民謡協会グランプリの高橋實の江差追分が中々良い唄を聴かせ、大阪教室の花柳鶴夢路がしっとりとした踊りで盛り上げる。
三下がりも無難にこなし、もう一箇所の難関、秋田民謡5曲を綴った『こまちの調べ』。三下がりから今度は本調子に調絃し直し。



幕前では地元鹿児島出身の舞踊家、桂卓(よしたか)が客席から花魁道中を行っていて、その艶やかな装いに割れんばかりの喝采を浴びている。
鹿児島の観客は熱いのか、他での公演よりも盛り上がりが違う。



そして、こまちの調べが終わった瞬間、過去にこのコーナーでは経験した事のない大きな歓声と拍手で客席は最高潮!この時点で完全に成功を確信した。
最後の津軽小原節もしっかり決め一部を終了20分の休憩に入る。



一部は転換が多く心配したが予想以上に良い舞台が出来た。
先ずは一安心。




つづく

いよいよその日をむかえた。
雨を心配して恐る恐る開けたカーテンの向こうに桜島は見えない。しかもかなり強く降っている。
ああ やっぱり雨かあ。

しばらく外を眺めながら天を羨み客足が気になる。



7時過ぎに朝食会場に行ったら、すでに多くの女性会員が藤秋会仕様の頭で食事中。
皆さんの元気な声にあいにくの天気も忘れがち。
もう頭が出来ているという事は、いったいこの人達は何時に起きたのだろうか?
8時50分に車が迎えに来て会場入り。
会員もホテルのバスがピストンで送ってくれ雨の影響を受けないのが有り難い。



会場入りしてすぐに昨日出来なかった藤秋会IWAKIのリハーサル。
昨日だいぶ苦労した音響も遅くまで手直しして戴きかなり良くなっている。
10時からモニター確認の為に開幕大合奏のリハーサル。
11時にやっと楽屋に落ちつく事が出来た。
会員の舞台集合は12時20分なのであまり時間が無い。



楽屋の外は広い駐車場になっていて12時開場だが雨のせいか皆さん早めに来ている様。
車の隙間が次第に埋められて行く。
外はまだ強い雨足。
普通、指定席だとぎりぎりにしか入場しないので心配したが、見ていると皆さん早めに来て戴いてる様で安心。


開演20分前には1階がかなり埋まり、下手のモニターで2階を見たら
2階も半分以上入っている。
10分前に場内アナウンスを入れたらロビーにいる人が続々と入って来て客席はびっしりと入っている。



何と!この雨にもかかわらず会場は1、2階満席になった。
やっぱり新聞の影響は大きく当日券がだいぶ売れた。
ヨッシ!これで舞台に打ち込める。
いよいよ開幕だ。





つづく

リハーサルは12時集合、北から秋田、宮城、神奈川、東京、静岡、富山、愛知、三重、岐阜、大阪、兵庫、岡山、愛媛、そして地元鹿児島と1都、1府、12県から藤秋会会員100人余りが集結。



飛行機が若干遅れたところがあり、12時20分にホールに集合、ゲスト、幹部、スタッフ等の紹介をしてから早速リハーサル開始。
時間が限られているので主に合奏を中心に音合わせをして行くが、人数が多いので列びと調絃に時間がかかり、中々思う様に進まない。



一番問題なのは音響の難しさ。
合奏の場合、モニターが弱いと弾いている音がわかりづらく、どうしてもばらつきの原因になる。
まして今回の音響は初めて担当する方なので、その辺の呼吸が掴めず苦労している。
こちらも段々いらいらしてきて大きな声になるが、そこはぐっと我慢してとにかく良い音を作り上げて行かなければならないので根気よく説明。
モニターのスピーカーの容量に問題があり、リハーサル終了後に調整をする事にしたが、いつもの事ながら音響には泣かされる。




藤秋会の公演が難しいのは曲間にBGMを随所に使いSE(効果音)も多いので音響担当者はかなり綿密に頭の中を整理しなければ必ずミスに繋がる。
音楽である以上、音響は命であり、すみません、音がはいりませんでしたでは話に成らない。
リハーサルであればもう一度お願いしますと言えるが、一度限りの本番の失敗は折角頑張って来た物をゼロにしてしまう。



スタッフにうるさく言うのはみんなの頑張りを最大限でお客様にお届けしたいから。
そんな気持ちが通じてか次第に良くなって来た。
限られた時間しか無い中でのリハーサルだが、その分集中して出来る。
欲を言えばきりが無いので100パーセントとは行かないが何とか形は出来た。




藤秋会は不思議な事に本番に強い。
多分それは、リハーサルの日の歓迎会が有るからだと最近確信する様になって来た。
歓迎会での会員交流は相互信頼が生まれ、お互いのプレッシャー軽減に繋がっている様だ。
今までもそうだったが、本番であれだけの人数で大きく失敗した事は無い。
藤秋会の伝統、ノミニケーションは確実に力になっている。



今回のリハーサル終了後の歓迎会も最高!
明日はきっと大丈夫だ。




つづく


鹿児島に教室を開設したのが平成7年10月の事だから、あれから間もなく16年の歳月が経過する事になる。
当時の教室は鹿児島市内ではなく、お隣の町、姶良町。
最初のきっかけは、『絶対弾ける津軽三味線』ビデオで勉強していた訓速(さとみ)さんからの問い合わせ。
秋田から鹿児島まではあまりにも遠く色々考えたが、待っていてくれる人がいることはとても有り難い事。
思い切って行く事にした。



あの日の事は今でもはっきりと記憶している。
鹿児島空港に迎えに来てくれた訓速さんは、小柄な可愛いおばちゃん。
手には日の丸が付いた白扇子に、歓迎、加藤訓先生と書いてあってすぐにわかった。



教室のある姶良町山田は空港から車で30分ほど、秋田とあまり変わらない様な山間の田園風景が広がる地域。
二年ほどしてから現在、薩摩藤秋会代表、訓皇(さとおう)さんが教室に通う様になり、やがて鹿児島市内にも教室を開設、現在に至っている。



鹿児島市内では過去に中規模程度のは何回かやったが、今回の様な大規模は初めてである。
鹿児島市内で大きな公演をしたいとの訓皇さんの思いは強く、少ない人数での公演に不安を残しながらも、遂に決意し会場がとれたのが去年の6月1日の事。



あれから1年。
鹿児島でも秋田同様民謡のチケットを5000円にするなどはとんでもない暴挙であり、心配が尽きなかったろうが、良い物をやろうとすればまずお金がかかる。
今までの経験で内容は絶対保障するから信じてその値段でやる様説得。



精一杯努力はしたが結局、前日の段階で2000人の席が150枚程残っていた。
しかし、土曜日の朝新聞2社に記事が掲載されたので当日券に期待。
いよいよ悲願の公演に向けてのリハーサルが始まる。




つづく


公演翌日の昨日、観光組として残った人が30名。
公演後に打ち上げをして、二次会のカラオケで盛り上がり、三次会を終了したのが午前2時。
かなり呑んだ割には朝の目覚めがすっきりしている。
もしかして呑まないで寝た時よりも目覚めが良いのは不思議だ。



7時に朝食会場に行ったら、皆さんだいぶ疲れた顔をしていると思ったら、元気で公演の大成功に話が弾んでいる。
荷物を整理して観光組は9時にホテルを出発。
ひまわり交通のガイド『鶴田久美子』さんのユーモアあふれる会話に車内は大爆笑。
一路、『知覧特攻平和記念館』に向かう。



終戦の年の3月から6月まで、沖縄に攻め入ったアメリカ機動部隊の本土上陸を阻止するためにとられたのが、片道燃料で敵艦に体当たりする特攻作戦。
わすか17歳から20歳過ぎまで、1036名の多くの尊い若者が、ここ知覧から飛び立ち還らぬ人となった。



ここを訪れるのは三度目だが、館内の遺書等の展示物を見ていると込み上げるものがあり、自然と涙が溢れ出て来る。
特に出撃の様子や遺書を読み上げる説明員のお話は、その心情を思うと余りにも哀れで胸が締め付けられる。
会場を後にした車内でガイドさんが歌ってくれた、特攻隊員の母親が子供への思いを綴った唄は一層哀しさを増し、車内からは啜り泣く声も聞こえて来た。平和の有り難さをつくづくと考えさせられた時間でした。




昼食会場を後に訪れたのが薩摩藩の島津別邸『仙巖園』
真ん前にそびえる桜島をバックに造られた庭は見事の一言で、こんな景色を見ながらゆっくり出来たら、いつも心穏やかでいられそうだ。
4時半に新幹線で帰る姫路組を鹿児島中央駅に送り、空港に着いたのが5時過ぎ。
時間があるので訓栄、訓成と焼酎一本を空け、ほろ酔い機嫌で機上の人となったが、座った瞬間いつ飛んだのか意識がなく、着陸した振動で目が覚めた。




無事に事務所に帰って来たのが11時少し前だったが、流石にバタンキュー。
こうして5日間の鹿児島滞在は終了。
今はやり遂げた達成感満足感をじっくり味わいたいところですが、直ぐさま次は『御園座五木ひろし公演』
これが終わるまでは気が抜けません。




皆さん大変お疲れ様でした。


藤秋会鹿児島公演が無事に終了しました。
詳しい報告は明日以降ゆっくりさせていただきますが、今まで行った数々の公演の中で最も、うけた公演と成りました。



一生懸命頑張りました。
藤秋会の師匠で良かったとしみじみ感じております。
こんな幸せな事はありません。




鹿児島のお客様は優しく最高でした。
本当にありがとうございました。
ただただ感謝です。




薩摩藤秋会の皆さん、少ない人数で良く頑張りました。
お疲れ様でした。


いよいよその日を向かえた。
天気はあいにく雨模様。



今日の公演の為に鹿児島以外13県から集結。リハーサルに昼まで入るには深夜に出て来た人もいる。
結成31年、同志の絆に頭が下がる。
毎回の事ながら時間が無くほとんど一回ずつくらいしか音合わせが出来ないので、ぶっつけ本番みたいなものだが、そこは今までの経験がカバー。
何とか形になった。



我が藤秋会はどういう訳か本番に強く、リハーサルで多少問題があっても不思議な事に本番は上手く行く。
今日もきっとそうに違いない。





仲間を信じていざ出陣!!

鹿児島公演

九州初の津軽三味線100人弾き鹿児島公演は、九州新幹線全線開業を期に企画したものだった。

下記のコマーシャルは、震災の影響で一時自粛されたようだが、何度見ても嬉しくなるし元気になる。

テーマ:津軽三味線
ジャンル:音楽


梅雨に入りこちら鹿児島でも雨こそ降ってないがぱっとしない天気で、目の前の桜島も多少霞んで見える



昨日お昼に鹿児島入りし、空港から訓皇(さとおう)の車でサン、ロイヤルホテルに到着。
ご丁寧にこんな歓迎看板まで用意してくれている。
池田支配人の出迎えを受けチェックイン。



3時過ぎから舞台監督の東さんと進行の最終確認。
チケットも好調に伸びていると聞いて一安心。
今日は10時に市役所を表敬訪問し、午後から準備の為に会場入り。



昼過ぎからからは先発隊、秋田、宮城、岐阜の皆さんが、そして夕方には和太鼓集団、『志多ら』のメンバーも鹿児島入り。
九州初の津軽三味線100人弾きは非常に注目されている。




泣いても笑ってもあと二日だ!

今日から6月、去年の今日は何をやってたかな?とブログを見たら『決定!鹿児島公演』とある。
そうかあ、鹿児島公演が決まってから丸々1年が過ぎてしまった事になるが、それにしても月日の経つのが早過ぎる。


終わってしまえばあっという間だが我々の公演は準備に時間がかかる。
公演の準備も勿論だが曲を仕上げるには1年では決して充分とは言えない。


今回は合奏曲が9シーン。
メドレー物が多いので曲数にすれば何と25曲、時間にすれば1時間以上弾いてる事になる。
しかも高度な曲が多いので覚えるだけでも大変なのに、それを弾き熟すにはかなりの努力が必要だ。



自分の門下生ながら立派である。
人に感動を与える物は簡単に一朝一夕では出来ない。
こつこつ、少しずつ努力を重ね長い時間をかけてやっと評価される物が出来上がる。



みんな凄い!
そんな藤秋会を誇りに思う。
あと4日、もう一歩前へ!

鹿児島公演まであと一週間となったが、1997年3月、ニューヨーク、カーネギーホールでの公演は生涯忘れる事が出来ない感動のステージ。
世界中の誰もがその名前を知っていて、音楽を愛する者はいつかその舞台に立つ事を夢見る。


藤秋会は160人もの大人数でニュヨーク入り、公演翌日、日本テレビの朝番組『ズームイン朝』で現地から放送され、掛替えのない財産としてそれぞれの胸の中に大切に仕舞われている。


当日は、朝から冷たいみぞれ混じりの雪で、お客様の入りが心配されたが、心配をよそに会場は一杯になった。理屈なしにただただ嬉しかった。


そして最も心の中に強く残っているのが、ラストの曲が終わった後のスタンディングオベーション。
会場のお客様が一人残らず総立ちで拍手をしてくれた。
これには一同口では表せないほど感動した。そして余りの感動に一人残らず号泣した。
あんな経験は後にも先にもあの時だけである。



アメリカ人は頑張った人や成功者を心から讃える習慣を小さい時から教えられる。
ゴルフの上がりホール18番でも人々は、グリーン上に来たプレイヤーをスタンディングオベーションと言う最高の方法で迎え心から讃える。
誰かが良い演説をした時も同じだ。
宗教的な教えなのかはわからないが、じつに爽やかで素晴らしい光景だ。



日本はどうか?。
残念ながら日本は成功者を讃えるどころか、自分が出来ない言い訳を並べたて、妬みが先にたって、自然とその様な行動にならないのはとても寂しい事だ。



頑張った人の喜びを共有し心から讃え、成功者に学ぶ姿勢が有ればこそ、いつかはその人を超えられるのではないかと、スタンディングオベーションを見る度に感じる今日この頃です。


昨日はトヨタ自動車元町工場、厚生センターホールで鹿児島公演と五木ひろし御園座コンサートのリハーサル。


参加者は90名ほど。
鹿児島公演の大合奏シーンは全部で9シーン。
手前味噌になるがこれだけの人数がいきなり集まって演奏しても良く揃っている。
会も30年が過ぎ、各師匠連がきっちりと私の求めるものを指導して戴いてるお陰で以前に比べたら随分と楽になって来た。


以前は要所で何回も止めて注意をしたが、今は途中で止める必要があまりなくなったのは、個人の技術が確実に進歩している表れである。


特に良かったのが、我が会でスーパーよされと呼んでいる、よされ節の前奏を高度な手法にバージョンアップした曲。
弾き手が準師範以上と技術の高い人に制約したこともあるが、昨年の30周年で演奏した時から数段上のレベルになっていて、聴かせる曲になっている。
細部をもう少し手直し出来ればかなり良い。


五木ひろしコンサートの曲は前回の劇場公演と同じ曲だがこちらも3回ほどでOK。
五木さんを多いにバックアップ出来そうだ。


楽しみな舞台まであと一息。
もう一歩前に進む気持ちでがんばろう!!

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九州初!津軽三味線、圧巻の100人弾き!

鹿児島市民文化ホール
12時開場 13時開演

【チケット(全席指定)】

S席 ¥5000
A席 ¥4000
B席 ¥3000

【豪華ゲスト】

■日向民謡名人:泥谷吉人


■横川裕子

■中村仁美

■水野詩都子

■高橋實


■和太鼓集団志多ら

■津軽三味線プロ集団:藤秋会IWAKI

■ジャズバンド:リトルチェリーズ

■舞踊:佳卓

■歌謡:翠明

■タップ:TAKAMARU

■尺八:佃康史

テーマ:津軽三味線
ジャンル:音楽

昨日の子供の日、清須の事務所で鹿児島公演の諸々細部にわたる打ち合わせを行った。
出席者は訓栄(さとえい)訓成(さとなり)訓音(さとね)訓菊(さとぎく)事務局の加藤奈知と私。



鹿児島での公演は初めての事であり、地元も不慣れな事から、本部執行部が全面的にバックアップ。
今まで何回も大きな公演を手掛けて来たのでその辺はお手のもの。


朝10時から丸一日かかって何とか終了。
後は22日にトヨタでリハーサルをし、執行部が来月二日から先に鹿児島入りして最終チェックする。



口で言うのは簡単だが100名ほどが移動する為のチケットの手配、ゲストへの連絡、現地宿泊ホテルとの折衝、食事、リハーサル、打ち上げパーティー、公演翌日の観光等々、結構やる事がある。



チケットもここに来て延びていると言うので、あとは皆さんが一生懸命頑張って良い公演をするのみ。
九州初の津軽三味線大合奏。
北の大地が生んだ日本のサウンドはどこまで受け入れられるのか、今から大変楽しみだ。


鹿児島公演まであと1ケ月となった。
地元は訓皇(さとおう)を中心に少ない人数ながら懸命に頑張っている。
1番問題なのはチケット販売。
鹿児島で5000円の民謡公演は前代未聞。
せいぜい2000円が相場の地で5000円は常識をはるかに超えている。



しかし藤秋会は各地でその常識を打ち砕いて来た。
そして民謡でも良いものさえやればお客様がきちんと評価してくれる事を証明して来た。それにはお金がかかるのでどうしてもチケット代が高くなる。



オペラや歌舞伎は高額で民謡は1000円、2000円。
この固定観念を崩し、いつか同じ目線で評価される日が来る事を信じている。



2000枚をさばくのは大変だとは思うが、順調に売れていると言う。今までの成功を自信にあと一頑張り!!


昨日は一日鹿児島公演の曲構成、演出の為事務所にカンズメ。
前回の御園座公演、昨年の30周年公演のDVDをチェック。
改めて見直すと良かった事、これはこうすれば良かったなど色々な事が見えてくる
藤秋会が公演する際は各地から会員が集合して前日の限られた時間で全てをチェックしなければならず、毎回苦労する。


特にお家芸の大合奏は200名を超す場面が何箇所か有り、並ぶだけでもかなりの時間がかかる。
そのうえ一人一人チューニングをするとなると物凄いエネルギーが必要に成る。
上手くやる為にはそれぞれが自分の事は自分でやり、決して人任せ、人を頼らない事が大切だ。


そんな中で手前みそながらこれは良くここまで出来たなと思ったのが、ゴスペル、筝とのコラボレーション、総勢407名の大合奏『津軽あいや節』
自分で考えたにもかかわらず、リハーサルでそれを客席から見た時は、あまりのスケールの大きさに度肝を抜かれた。
舞台の空間がほとんど人で埋められている。


リハーサルはある程度時間をかけられるが、本番は流れの中でやらなければならず、本音は本当に大丈夫だろうか?と心配したが見事にやり遂げた。
しかもほぼ完璧。
この成功には筝とゴスペルの皆さんの協力無くしては出来なかった。


上手く出来た最大の要因は、どちらのグループもリーダーがしっかりしていて組織が纏まっている事。
特にゴスペルの『アノインテットマスクワイヤー』は奥村代表の指揮下、まるで軍隊の如く統率がとれていて動きも素早く、ものの見事にやり遂げてくれた。


私もその辺の厳しさではひけを取らないと自負していたが奥村代表には脱帽だ。
また機会があったら是非あのシーンを再現したい。
思わず何度も何度もそのシーンを視てしまった。


鹿児島公演まであと三ヶ月を切った。
参加者にはそろそろエンジンスロットルを上げて欲しい。
公演終了後、格別に旨い酒が飲めるように。