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★津軽三味線『藤秋会』家元★加藤訓の公式ブログ ★名古屋市、御園座
昨日御園座3月『早乙女太一』公演を観て来た。
人それぞれ好みとか見方が色々なのであくまでも私の個人的な意見だが、一部のお芝居は多少辛口である。



大泥棒の石川五右衞門が天下に立ち向かうストーリーだが、立ち回りが多すぎてその時の擬音がSF映画の効果音の如く強烈で耳に刺さり気になる。
台詞も、がなるシーンが多くこちらもうるさく感じる。
役者の個々の演技は上手いとは思うが感動する場面がない。
年輩者の多い客層からするともう少し工夫が欲しい。



一転、二部の舞踊ショーの中での剣舞、影絵は動画サイトYouTubeで200万回を超える再生があったと言うだけあって、こちらは早乙女の検舞と後ろのスクリーンが連動していて迫力があり見応え充分。
今までに見た事がない斬新さが素晴らしく一見の価値ありだ!。



公演は30日まで。


名古屋御園座3月公演は大衆演劇界からスーパースターに上り詰めた『早乙女太一特別公演』今日が初日だ。



一部がお芝居で『GOEMON』と言うタイトル。
名女優『波乃久里子』さん、川中美幸公演でご一緒した『松村雄基』さんも出演。



二部は『早乙女太一舞踊ショー』。
あの妖艶な女形をじっくりと披露してくれる。
公演は今日7日から30日まで。
既に12日から16日までが売れ切れでその人気の高さが伺われる。



お問い合わせは052ー222ー1481 御園座まで。


昨日、『御園座小林幸子正月特別公演』を観てきました。
一部お芝居、二部歌謡ショーの二本立てで、一部のお芝居は『旅館華村、若女将』と題し傾きかかった旅館華村を立て直す若女将の役。
最初はあれっ?イマイチかなと思ったが中盤から内容が濃くなり最後は感動でハンカチを手にする人があちらこちらにいて中々ホットなお芝居に仕上がっている。



芝居は勿論楽しみだが、私の見方は舞台セットや明かりの使い方などにどうしても目が行く。
今回も感心したのは劇中の音楽の使い方と効果音の使い方。
特に効果音はわざとらしくなく、本物の様に自然に入れてるのが絶妙。
非常に勉強になった。


30分の幕間を挟んでの二部、『華麗なる幸子の世界』は圧巻!
衣装、セットの豪華さは流石、『デューク松山』さんの演出だけある。
大掛かりなセットは劇場ならではの迫力と臨場感、特に紅白歌合戦連続33回の衣装シーンを緞帳に映すシーンは、映画館で本編が始まる前に予告映画を紹介する時の様な強烈なインパクトとサウンドが客を刺激する。
まさしくこれがエンターテイメントだ!


極め付けは最後のシーン。
巨大な白鳥の上に乗ってのエンディングは必ずまた来ようと言う気にさせる。
劇場公演はチケットが高いと言われるが、あれだけ舞台にお金をかけていれば当然ながら高くて当たり前、納得だ。
是非出かけて欲しい。

公演は28日まで。
貸し切りや昼一回の日もあるので行かれる場合は事前の確認をお願いします。




電話 052ー222ー1481
御園座まで。


日本を代表する作詞家として三百六十五歩のマーチや風雪流れ旅等、数々のヒット曲を残し歌謡史に燦然と輝く星野哲郎さんが逝ったのが昨年の11月。



昨日、御園座で上演している恋文(星野哲郎物語)を観て来た。
主演、星野哲郎役に辰巳琢郎、妻朱實役にかとうかず子。
日替わり歌手がベーヤン事、堀内孝雄。



4000曲を世に残したと言われる星野とそれを懸命に支えながら先に逝った妻への愛情を描いた心温まる物語。
随所に星野のヒット曲が入れられ、日替わりゲストの堀内孝雄の独特な歌声、脇を固めるモト冬樹、つまみ枝豆の芝居も中々良い。




御園座に行く度に舞台セットや照明の使い方が勉強になり、芝居もさることながら藤秋会の演出には欠かせないヒントをくれる場所。道具、明かり、音の使い方がまたひとつ勉強になった。




今日は小林幸子、そして明日の千龝楽を飾るのが御大、北島三郎。お時間のある方は是非お出かけ下さい。
そしていよいよあさって10日は五木ひろしコンサート。



時間の経つのが速い。


三月の御園座公演は人気演歌歌手、『石川さゆり』さんのステージ。


昨日昼の公演を観て来た。
一部お芝居と二部歌謡ショーの二本立て。
一部は盲目の女性だけの芸能集団、越後瞽女(ごぜ)をテーマにした芝居『夢売り瞽女』。


瞽女は普段数人から十数人の集団で村々を渡り歩いたそうだが、今回は(たまえ)と言う一人の瞽女が、ある貧しい村に訪れ三味線と唄で村人の夢を実現していくと言うストーリー。


まず感じたのは、さゆりさんの芝居の上手さ。
この中でさゆりさんは熊本出身でありながら、アクセントの難しい新潟の方言を実に上手く表現しているし、当然ながら盲人の設定なので、目を開ける訳には行かず、その辺がかなり苦労されたのではと想像出来る。



津軽三味線は盲目の男性の門付け芸。
男女の違いこそあれ、どちらも大変苛酷な環境下で作り上げられた音楽で、さゆりさんと数人の瞽女が三味線で奏でる曲が興味深い。


しかも劇中音楽に『津軽三下がり』が使われているのには、どうしてだろうと思ったが、瞽女唄は津軽三味線の源流になっているとも言われるし、津軽三味線の始祖、仁太坊事、秋元仁太郎ははぐれ瞽女から三味線の手ほどきを受けたとの説も有るので、そこの場面では特に耳を奪われた。時間も一幕90分に纏められていて飽きの来ない良い芝居に仕上がっている。


そして二部はさゆり節をたっぷり聴かせる歌謡ステージ。
流石に女性演歌界の重鎮だけあり、良い歌をしっかりと聴かせてくれた。


公演は27日まで。
一般が観れない貸し切りが沢山入っているので、観劇の際は注意が必要。
是非ご覧戴きたいステージだ。

頭取部屋正面が廊下になっていて左側が舞台なので廊下は舞台の真うしろになる。
右側の一番手前エレベーターの隣に大物俳優さんの楽屋、その左前に舞台上手出入口がある。


廊下の真ん中よりもやや下手側に座長の楽屋、奥隣が普段は座長の事務所が使っている様だ。
楽屋前には有名人から贈られた高価な胡蝶蘭が数えきれないほど飾られ真にあざやか。


私も過去に二回藤秋会が公演をした際にこの座長部屋を使用させて頂いたが、バストイレ付きで10畳ほどの和室。
この部屋を数々の大物スターが使ったと思うと感慨ひとしおだ。


下手側の地下一階には大物俳優さんの楽屋。劇場内電話帳には確かここが座長部屋となっていたので以前は此処を座長が使っていたのだろうか。
地下一階にはこの他、大道具さん、床山さん、照明さん、音響さん、衣装さんなどの部屋がある。



2階には個室が並び、脇を固める役者さんの楽屋、3階、4階には個室と大部屋が並んでいてご贔屓から戴いた楽屋暖簾が華やかに入口を飾る
5階、6階は団体さんの楽屋。



個室でも一人で戴ける方は限られていて、大体は二、三人が一緒に入っている。
私の楽屋は五木ひろしさんの公演から今回まですべて301号楽屋、エレベーターのすぐ横を一人で使用させて戴いた。
何とも有り難いことである。


各階にはそれぞれ5、6人も入れそうな大きめの風呂があり、時代劇や歌舞伎では白ぬりや特殊な化粧をするので、出番終了後にここで落とす事になる。
また、各楽屋前には冷蔵庫や電車レンジなども置かれ、戴き物の保存や昼夜の食事の際の温めなども出来る。
下役の方々は以前はホテルでは無く此処で寝泊まりをしてたそうだ。



劇場は公共のホールとは全くその雰囲気が違うし、しきたりも違う。
ここで芸のしきたりを多く学ばさせて戴いた。
名古屋御園座は115年の歴史を誇る日本を代表する劇場。
いつの日かまたあの檜舞台を踏める事を願いながら頑張りたい。




おわり

藤秋会は今まで御園座においての公演出演回数が200回を超えた。


ほとんどの方々は客席から見た出来上がったとても綺麗な舞台しか見る機会がないと思うので、今回は劇場の舞台裏を少し覗いて見たいと思う。



まず楽屋口は伏見通りに面した御園座建物の一番右端に有る。
お目当ての役者さんの楽屋に簡単には入れて貰えないので、会いたい方は『出待ち』と言って終演後に此処で待つ事になる。



楽屋口の扉を開けるとすぐ右手に楽屋受付があり、出演者に面会したい時はこちらでその旨を伝え、相手の了解を確認して楽屋に入る事が出来る。
また言付け等もこちらでお願いする。



楽屋受付けの前方すぐ左手に頭取部屋(とうどりべや)があり部屋前には着到盤(ちゃくとうばん)があり、出演者の名前が書かれた上に小さな穴が空いていて、楽屋入りしたら赤い小さな棒を差し込み帰る時にその棒を抜いて帰る。
いわば出演者の出勤表みたいな物で、誰がいるかいないか一目それを見ればわかる様になっている。
団体の場合はそこの代表の名前が書かれている。



そしてこの部屋には神棚が飾られてあり、各出演者の御神酒が飾られ入退室の際はここで一日の無事を祈りまた感謝する。


元々どうして頭取部屋と名前が付いてるかと言うと、ここには小屋主や興行の主催者の偉い方が控える部屋で、御園座を見ると座長の事務所幹部、舞台監督や劇場幹部、演出家、脚本家などがいつもこの部屋にいてここを通る時は品定めをされている様でやや緊張する。



楽屋口から入ると必ずこの部屋の前を通るが、本来は着ているコートや帽子等は入口で脱いで頭取部屋を通るのが礼儀だそうだ。
楽屋入りの際の服装に気を使わないと、『そんな格好をしてるからあの程度の芸しか出来ないんだ』などと言う方もこの部屋には居たとか居なかったとか。


いずれにしても頭取部屋には重みがあり関所の様なそれなりに気を使う部屋である事は間違いない。



つづく


三月の御園座公演が楽しみだ。
歌手の石川さゆりさんが瞽女(ごぜ)を演じる。
瞽女とは盲目の旅芸人の事を言うが、津軽三味線も始祖は仁太坊(にたぼう)で盲目、明治の中頃まで津軽三味線は目の不自由な人しかやらなかった。


共通点を見い出だせる良い機会なので今から楽しみな舞台だ。
既に貸し切りが11本も入っていて、流石大物歌手だけある。
二部のオンステージも紅白常連、女性演歌歌手の代表だけあって、聴きごたえたっぷりのステージになりそうだ。


御園座に伺うと前売りも好調とか、早めのチケットのお求めをお奨めしたい。




公演は3月3日(木)~27(日)まで。
お問い合わせは、052ー222ー1481まで。


夕べ御園座二月公演の歌舞伎を歓て来た。



本来であればマスコミを賑わした市川海老蔵が出演する予定だった公演。
夜の部は『義経千本桜』と『二人道成寺』



市川團十郎の年期の入った芸は流石!
脇を固める福助、七之助も光っている。
義太夫の重低音が何とも心地良い。



二部の二人道成寺の地方連は総勢22人の豪華版。
我々とは違ったジャンルだが、それぞれがその道のプロフェッショナル。
聴きごたえがあり、学ぶべき点も多く歴史の長さを感じさせてくれる。


先月の川中美幸さんの公演とはジャンルが違えど十分楽しめる。
公演は26日まで。
是非お出かけ下さい。



御園座の11月公演は前川清&藤山直美。


戦後から数年後を想定した人情芝居で、元気一杯の藤山さんと対照的にボケ役の前川さんの演技が絶妙で面白い。


そしていつも感心するのが、大道具のリアルさや細かな所の配慮、それに効果音の使い方。
芝居だが現実にいかに近く見せるかが舞台美術の見せ所。
ごまかしの無いところがお客を納得させる。


最近映画が持て囃されているが、やっぱり劇場は映画とは違い生なので、役者の息遣いや真剣さが伝わって来て客席との一体感がある所が良い。
今回の様な芝居はお金を払う価値がある。


二部はほとんどが前川さんの一人舞台の歌謡ショーだったが、前川さんのお客の求める握手に嫌な顔一つせず、むしろ自分から積極的にひざまづき握手をする姿は、彼の人となりを垣間見た様な気がして非常に好感が持てた。
多分苦労した人だからお客を大切にするのだろう。


劇場は娯楽の多様化で何処も中々苦戦している様だが、こんな芝居だったらまた観たい。


観たかった『松平 健』、主演の名古屋御園座、『忠臣蔵』を観て来た。
全体を通して大満足!
まず、1部のお芝居、時間の関係上、内蔵助放蕩場面、家族と別れる場面、瑶泉院への暇乞い場面、内蔵助以下17名が大名家へお預けに成ってから裁定が下され切腹迄の場面と、大きく分けて4場面。

さすが!、松平 健。時代劇をやらせたら天下一品!
脇を固める俳優陣も、文句無しの演技、暫くぶりに良い芝居を見せて戴きました。

そして2部の『歌う絵草紙』は豪華絢爛、まるでブロードウエイのミュージカルを江戸時代の侍と腰元が一緒に演じてる様。

何となくミスマッチの様だけど観る者を楽しませてくれる。
藤秋会の公演で演出を手掛ける立場として、大変楽しめたし、大いに勉強に成りました。
映画も良いけど、やっぱり劇場は役者がすぐそこにいる。
手にとる位置にいるところが良いし、客との一体感が良い。



公演は26日まで。
是非お出かけ下さい。私のオススメです。
絶対に損はさせません。


一昨日の4日から28日まで名古屋御園座で、松平健主演の『忠臣蔵』が上演されている。大石りく役には名女優、今野美沙子を迎えての芝居は是非とも、観たいものだ。

忠臣蔵は300年以上も昔の話ながら、内蔵助のリーダーとしての振る舞いに興味があり、映画も含め今まで色々なものを観た。
浪士の逸る気持ちを抑え、最後までお家再興を願い、忍耐強く徹底して敵を欺く為に放蕩生活をする辺りの緻密さ。
再興叶わぬと決まるや一転、仇討ちを決行するまでの強いリーダーシップは誰もが憧れる理想像の様な気がする。

事の一部始終を、浅野内匠頭の未亡人、瑶泉院や浪士の家族に伝えさせる為に寺坂吉右門を使者として逃がす辺りはさすがとしか言い様が無い。
暴れん坊将軍で知名度抜群の松平健がどんな内蔵助を演ずるのか?興味が尽きないところである。

二部の歌う絵草紙は、豪華絢爛、何と言っても、日本中で一躍ブレイクしたマツケンサンバが見物!
見応えのある舞台に成りそうだ。


皆さんも是非御園座にお出掛け下さい。


昨日、打ち合わせを兼ね、現在御園座で行われている『小林幸子特別公演』を観た。

ビックリしたのは二部の歌謡ショウ。
イリュージョンデザインの『デューク松山』さんの構成、演出だが、背景が従来のセット物から最先端のLEDを駆使した物に成っていて、これが素晴らしい!

今まで見た事のない立体感と臨場感に、舞台技術が確実に新たな時代に突入した事を実感。
まだまだ、経費的に安くはない様だが、我々の公演にこの技術を取り入れる日もそう遠くないかも知れない。
紅白唄合戦に登場した身長8、5メートルのメガ幸子は圧巻!

久々の見応えの有るステージに大満足。
31日までの公演、是非御覧戴きたい。

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今日は御園座正月公演、梅沢劇団と瀬川瑛子新春初笑い、を観劇に行って来た。
創立115周年を迎える御園座は、やっぱりその歴史の重みと何処か他とは違う品格を感じさせてくれる。

ロビーには新年ならではの年賀提灯が飾られ、我が藤秋会の名入り提灯も正面の良い場所に飾られている。
此処に提灯を飾って頂けるのは一種のステイタスで有って、丁度5年前の五木ひろし40周年記念公演の時から、飾って頂いてる。


新年の初日と有って、長谷川社長以下、役員総出でお客様をお迎えしていて、皆さんに丁重成るご挨拶を頂き、かえって恐縮する。
ショーは芝居と歌謡ショー、舞踊ショーの3部構成で、笑いたっぷり休憩を挟んでの4時間。

大衆演劇から苦労を重ねて昇りつめた実力劇団だけ有って、お客の心をしっかり捉えているあたりは流石である。
また、いつもの事ながら、セット、照明の作り方は多いに勉強になり、金を取るとはこう言う事なんだと改めて痛感した。
この事をしっかりと頭に叩き込み、五月の30周年に活かしたい。


公演まであと127日